石橋の手帖

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2023年6月30日(金)

    『夢とロマンと数字と具体策』

    間もなく7月です。
    私の会社は8月末が決算。
    概ね業績は固まっている。
    スタッフの頑張りにより、グループ全体で売上が約110%になり、利益は昨期の原価高騰の煽りからのV字回復。
    みんな頑張りました。
     
    一方で、住宅業界は決して楽観視出来ない状況。
    コロナ、原価高騰に堪えられず店仕舞の会社が一気に増えてきている。
    明日は我が身である。
     
    そんな中、実のところ今期は色々と一気に始動した。
    人材紹介業の本格始動、医療福祉建築事業の開業、外装工事業の始動、新ブランド住宅の準備及び新規事業の準備(共に秋頃には公開予定)、そして、6月にホールディングス会社の起業(10人の社長化計画)。
    といった一見派手とも思える事業の開始。
    一方で、ルッカースタジオを活用したデータ経営の始動による、意思決定のスピード化。報告、情報共有の高速化やPDCAの高速回転の仕組み化、ミスロスの撲滅に向けた取り組みなどの地盤となる足元の改革と凡事徹底する仕組み化。
    併せて、僕自身の経営のスタンスや生き方やあり方を仕事の基準として言語化などなど。
    出来る限りの手は打ったつもり。
     
    色々とコロナ禍で準備をしてきた。
    未来を悲観的に捉え、楽観的に意思決定をし行動するということを地で行く。
    格好良くは聞こえるが、実際はコロナ後が、ただ単に怖かった。
     
    色々と新しいチャレンジが出来る背景には、スタッフの成長が大きい。
    人材育成に力を入れてきた成果が「事業を任せられる人材」が育って来ているということ。
    ここから先は、僕の最も苦手な任せて任さずの領域。僕自身の力量が試される事となる。
     
    来期はその一つ一つの種から芽が出てくることをワクワクしながら育てていく年。
    数年後には綺麗な花を咲かしてくれることと思います。5年後の100周年を迎える頃には大輪となっていることでしょう。
     
    楽観視出来ない状況だからこそ、慎重かつ大胆に挑戦をする。
    僕の名前は常行。
    常に行く。つまり止まれない。止まり方を知らない。
    こんな時代にこそ、名は体を表すの如く、歩みを止めずに一歩一歩、前進をする。
    思い起こせば、僕には危機感が必要なようだ。
    過去にも業績が芳しくない時に、飲食事業を始めたり、リノベーション事業を分社化し責任を明確にしたり、名古屋に進出したり、不動産事業を始めたりと、手を打ってきた。
    その一つ一つの事業が今まさに花を咲き始めている。
    常行という名前をつけてくれた親に感謝である。
     
    この7月は来期の構想を徹底的に検討し、意思決定をする月。まだまだやりたいことは、たくさんある。
    100周年に向けたプロジェクトや、僕個人のコンサルティング事業の本格化、新商品の開発など、たくさん控えている。
    売上、利益、人員といった数字による目標と僕の夢とロマンを結び付ける作業。
    概ねイメージは出来ている。
    7月の僕は少々付き合いが悪いと思います。
    僕にとって大事な時間ですのでご容赦下さい。
     
    さぁ残り約2ヶ月。
    最後の追い込みです。
    テンション上げて頑張ります。
     
    写真は、新建ハウジング連載のサムネイル。
    本文とは関係ありませんが、結構好きなサムネイルです。

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