石橋の手帖

2024年8月3日(土)

    『部門の理念の改定』

    8月は期末です。
    この時期は色々と忙しい。来期の経営計画の策定に始まり、各事業の未来を考え、方針を決定し、言語化をする。
    これまでは、来期の方針の全てを僕が一人で考えていました。
    昨期より、一部分を権限の移譲を行い、統括責任者及び担当者に考えてもらうようにしています。
    そんな中、各事業部の理念から始まり、顧客像や商品群を検討し、SWOT分析を行い、来期行うことを明確化することを各部門(新築事業、リノベーション事業、不動産事業、飲食事業、無印良品の家事業)の責任者達が自ら考えてもらうようにしています。
     
    まず初めに考えるのが部門の理念。実際には全てはここから始まります。昨年考えた部門の理念を見直します。各部門共に、変更は無いようです。
    間違ってにないこと参加者で確認し、合意を図ってから具体的な事を考えます。
    このプロセスがとても重要。
    手段と目的を間違わずに、検討を進めることができます。
    最終的には各部門の戦略と戦術が出来上がりました。
     
    今回で3回目のこの取り組み。
    前回1年前とプロセスは同じでも、答えが変わっています。
    1年で進歩した事も確認し、出来なかったことも確認します。
    当然に経営環境も変わることから、内容も修正が図られます。
     
    僕の仕事は、その内容や議論していることを傍らで聞くこと。その途中で僕が口を出すことはありません。
    最終的にチェックを行い、承認を行います。
    毎年の事ですが、その精度は少しづつ上がっています。
    この後は、彼らが行動で示し、成果を出すことを求められます。
    厳しい経営環境だからこそ、衆知を集めながら全社員が一丸となって進めてまいります。
     

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