石橋の手帖

2022年10月18日(火)

    『常昇塾』

    本日、第3期の常昇塾が開講しました。5年目に突入です。
    常昇塾は、僕が塾長を務める、役職者を対象とした塾です。石橋メソッドを徹底的に叩き込む内容です。
     
    第3期の1回目は、新役職者や昇格者も多くいることで、役職者の役割や求められることをレクチャー。
    現在、僕がテーマとしているのが、意志決定と行動と振り返り、そして、意志決定。このサイクルの超高速化。
    昨日と同じ今日を過ごさない。
    日々発展、日々改善。
    一年間で365回転をさせる。
    と言うこと。
    これまでは、1ヶ月単位の12回転から始まり、1週間単位の52回転と、徐々に速度を上げていった。現在は12回転時に比べると30倍速で動いている。
    その為には、報告の量とスピードが重要。速度と報告の量は比例する。
    だから、報告の量で、その人の仕事を評価する。
     
    また、物事の本質を見る訓練のワークを実施。
    テーマは「ひだまりのルール」を考えるということ。
    その中に、「会議の終わり時間を設定する」と言うものがあった。
    確かに、ひだまりの会議は時間通りに終了する事が多くなっている。素晴らしい事である。
    しかし、
    そのルールの本質や意味は何か?
    なぜ終わり時間が必要なのか?
    この答えで、意味が変わる。
    例えば、終わり時間を設定する事で、後ろの時間が浮く。と言う回答。
    一見正しそうだが、石橋メソッドとしては30点。
    その石橋メソッドとしての本質的な答えは「会議の質を上げ、成果を出す」と言うこと。
    時短ではない。
    質を上げ、成果を出すために、制限時間を設定する。
    と言った具合に、一つ一つのルールやマニュアルに、その行為行動の本質的な意味を理解し、そこを伝えた後に、手段や手法、やり方を役職者は教えなくてはいけない。
     
    そう言った気づきを促すワークが、ひだまりのルールを考えると言うこと。
     
    今後益々、役職者の役割や成長が重要となる。
    塾長自身が、自らの言葉で伝えていく。それが常昇塾。

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