石橋の手帖

2020年12月28日(月)

    『仕事納め』

    本日、2020年の営業を終了し、仕事納めを行いました。
    例年だと、事務所にてパーティー形式にして今年一年の労をねぎらう所ですが、今年は、簡単なMTGで終了のはずだった。
    が、最後に社員のみんなからサプライズ。その話題はこの後に。
     
    2020年はコロナがあったものの、会社としても僕個人としても「良い年」であったと総括をしたい。
    一番うれしかったのは、子どもたち(社員たち)の成長である。
    最近は、年を重ねたおかげで、社員を子どもたちと思えるようになってきた。
    これまではお兄さんだったが、だんだんと父親に(笑)。
    子どもたちは、困難なこの時代を立派に自分の足で立ち、一歩づつ前に進んでくれた。
     
    「困難が人を成長させる。」
     
    正にそれを実感した年でした。
    これまで鍛えてきた子どもたちの根っこは、太く、強く、逞しく成長をしていた。
    本当によく頑張ったね。
    お疲れ様でした。
     
    僕自身も、毎日毎日、来る日も来る日も「自分が試されている」感じがしていた。
    素早い判断を迫られ、即意思決定をしなければならない。
    何が正しいか?を自問自答しながらの判断。
    それを繰り返していくうちに、他人はどうでもよくなり、俺は俺といった感じで、集中して自分自身と向き合うことが多くなった。
    考えなければいけないことも山積みで、思考を休ませることが許されない。
    一日の終わりの夜には、ぐったりとすることも多々あった。
    そのうちに、いい意味での開き直りが生まれ、自分自身を信じることが出来るようになる。
    しかし、振り返れば、うちの子どもたちほどに僕は頑張れたのか?と、疑問にも思う。
    まだまだ出来たのではないのか?
    僕自身は、営業に出かけるわけでもなく、設計をするわけでもない、現場管理をすることもない。
    会社のほぼすべては、子どもたちが必死に汗をかき、歯を食いしばって今がある。
    ただただ感謝。
     
    そんな大切なことを僕自身が気づけたことが、今年は良い年であった。と総括するゆえんであろう。
    来年は、さらに厳しい一年となると見ている。
     
    世の中は人の心が疲弊し、自分さえよければという身勝手な空気が蔓延、争いごとが増え、疑心暗鬼になっていく。
    そんな中だからこそ、僕自身は「信頼のコミュニティー」を築き上げたいと思う。
    不特定多数への商売を脱却し、特定多数の方、特定少数の方へのアプローチを考えたい。
     
    また、2021年はチャレンジする予定のことが多くある。
    会社全体を再定義し、再構築をする。
    商品・仕組み・人員・利益構造・集客などを、一旦白紙撤回し、解体をする。
    その上で、また新しく築き上げる。
    新しい会社の完成までには、3年程度の時間を要すると考えている。
    その初年度が2021年である。
     
    その意味で、来年のテーマを
    『まだ見ぬ世界へ 大冒険の始まり』とする。
    子どもの頃、ガンバの冒険(ガンバと仲間たち)というアニメが大好きだった。
    だから、イシバシの大冒険(イシバシと仲間たち)の始まり。
    また、人生も仕事も徹底的に楽しむように、子どもたちに問いかけたい。
    楽しいかどうかを判断軸にして欲しい。
    楽しめないことはやらなくてもいい。
    それでいい。
     
    2021年は「大冒険」の始まり。
    来年も、精一杯突っ走ります!
    本年も大変お世話になりました。
    どうぞ来年もよろしくお願い申し上げます。
    尚、新年は6日より営業を開始いたします。
     
    令和2年12月28日
    ひだまりほーむグループ
    代表 石橋 常行

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