石橋の手帖

2023年2月7日(火)

    『お客様大事』

    先日の常昇塾のテーマは「お客様大事の精神」であった。
    いま改めて本質を考えたい。そう願ってのテーマ。

    お客様大事の精神で最も需要なコトが「喜んでもらっているのか?」ということ。
    お客様を想い、営業し、設計し、現場を守る。
    しかし、その先を確認していないことが多いような気がする。
    結果的に、お客様は喜んでくれたのか?を確認しているのかどうか。
    もしも、その確認を怠り、喜んでくれたのかが分からなければ、残念ながら自己満足でしかない。
    「お客さんに喜んでもらっていますか?」
    という問いは、ハッとする瞬間であったようだ。

    一方で、毎日送られてくる日報の中には、下記のようなお客様の声の報告が上がっている。
    「ひだまりほーむの営業マンは、他の営業と対応が違う。自分たちの不安を解消しようとしてくれるのがとても伝わる。教えてくれるお金のことも送ってくれる土地のことも一度ちゃんと目を通してから送ってくれているのがわかる」
    素晴らしいことである。

    お客様大事か?
    自分大事か?
    会社大事か?
    売上大事か?
    利益大事か?

    どの方向に自分が向いているのか?を、今一度考えたい。

    全てがつながっている必要がある。
    今回の研修で面白かったのが、「お客様大事のエピソードを自薦他薦を問わず、僕に教えて欲しい」というセッション。
    色々と出てきます。
    感動的な話や、感心する話。
    色々と出てきました。
    こういった宝の山が社内にはたくさん埋もれている。
    今度、「お客様大事アワード」でも開催してみようと思う。

    僕も今回の研修を機に、「お客様大事の精神」をまとめて塾生へプレゼント。

    まだまだ出来ることがある。

    下記は、あるスタッフの報告書の中にある感想。しっかりと、届いてします。
    「お客様よりも自分や売上大事になっていないかという問いかけに対し手を挙げましたが、その後頂いた「そうだとして、そこにコミットできていない、だから危機感が生まれない」というフィードバックにぐうの音も出ませんでした。中途半端な状態でありビジネスマンとして最も良くない 立ち位置にいることを認識しました。まだどちらかに振り切ってしまっている方がいいのではないかとすら感じました。
    また、コミットできていないのはそこに具体性が無く意気込で終わっているからです。何のために何を大事にしているのか、するべきなのかに対するベクトルの向きを正すきっかけになりました。お客様がいなければビジネスは始まらない、だからこそ奉仕の精神を心にとめ謙虚な姿勢でお客様に向き合っていこうと思いました。
    「お客様のことを知る」について、知ったつもりになっている部分があることを感じました。お客様のことを知ろうと聞いた内容は家づくりをサポートするプロとして当たり前のことばかりです。お客様の人生に寄り添う仕事をしている以上、どんな人生を送ってきたのか、どんな考えを持っているのか、どんな趣味嗜好か、知らなければ100%のパフォーマンスはできないと学びました。そこで重要なことが、「想像すること」にあると思いました。僕の課題は想像力を養うことです。この場合どう感じどう考えるか、そのためにどんな準備と提案が必要か、この力をつけることが営業マンとして今の殻を破るポイントになるのではないかと感じました。どこまでいっても相手に対し興味関心を持つことに尽きると思いました。お客様の前でも後でもなく横に立ち、同じ方向をみて考える癖を付けていきます。」

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