ひだまりに包まれる、心安らぐ住まい

ひだまりに包まれる、心安らぐ家
代々引き継いできた母屋の建て替えという、大切な家づくり。
仕事と暮らしを快適に両立する動線や、隣家とのプライバシーに配慮した設計で、ご家族が心から安心して過ごせる住まいができました。
自然の材に包まれ、自然の光を採り込む、心地よい暮らしを育む住まいです。

暮らしの真ん中に、畳と本がある風景
「つながる空間の中で畳でごろごろしたい」というご夫婦の願いを叶えるため、LDKの一角に畳コーナーを設けました。
また、本好きのご家族のために、リビングの壁面に造作の本棚を設置。
いつでもふと手に取れる距離に愛読書がある、心豊かな暮らしの風景をつくりました。

畳コーナーの壁沿いにテーブルをもうけ、好きな場所で本を読むことが出来ます。
空間のゆとりが、心の安らぎへとつながります。

仕事と暮らしを両立する、2WAY動線のある住まい
1階にはお仕事で使われるピアノ室を配置。
玄関から直接ピアノ室へお客様をご案内できる動線と、家族がLDKへ向かうプライベート動線を分ける「2WAY動線」を計画。
これにより、お互いの気配を感じつつも、気兼ねなくそれぞれの時間を過ごせます。
また、生活の中心となる水回りや洗濯動線は2階に集約することで、パブリック空間とも緩やかに区切ります。

隣家の視線を気にせず、安心して過ごせる空間づくり
お隣にご両親が住まわれているため、プライバシーの確保は大切なポイントでした。
そこで、建物の配置を工夫し、アプローチから続く南西側に向けて大きく開くような形に設計。
これにより、隣家からの視線を自然に遮りながら、開放感とたっぷりの採光を確保しました。
守られた空間だからこそ生まれる「心のゆとり」を大切にしています。