
『大きな大きな大きな家』
- 社長ブログ
本日、垂井町にて地鎮祭を執り行いました。
「木もれ陽テラス」という名の、老人介護施設です。
代表の高岩さんは、入居者への想いと、働く人への想いがとても熱い方です。
入居者さんのことを愛情込めて「オジイ」と「オバア」と呼ぶようです。
今日の地鎮祭は、いつもと違い、和気あいあいとした雰囲気。
その理由は、オジイとオバアが勢ぞろいした賑やかな地鎮祭だったからでしょう。
スタッフさんとオジイとオバアのやり取りを見ていると、普段の施設での様子が垣間見えます。皆さんが温かい。
きっと、今度出来る施設も、温かい施設になるんだろう。そんな風に思いました。
僕も、この場は、高岩代表にならい、愛情込めてオジイとオバアと呼ばせていただきます。
僕が、老人介護施設建築を始めた訳は、オジイやオバアに、良い環境で過ごして欲しい。
僕の言う良い環境とは、気持ちが良い事。その為には、窓から見える景色、手や足に触れる自然素材、心安らぐ木の香り。
しかし、一般の施設は全く逆で、無機質で、ビニールやプラスチックで覆われ、窓は曇りガラスで外が見えない。。。
実は、僕がこのように思うのは、父や母が実際に施設で過ごしていました。
実家は東京ですので、その施設はビルの中です。施設のスタッフの人に不満はなく、色々と本当にお世話になりました。
しかし、住環境で考えると、出来るならば、うちの家のような住環境で過ごさせてあげたい。と、叶わないことは分かっているものの、心の底辺で思っていた事です。
そんな経験から、大きな家を提案したい。と思う様になったというのが、ことの顛末です。
だからこそ、ひだまりほーむがいつもつくる家の拡大版の施設を作りたい。
いわば、「大きな大きな大きな家」を作りたい。
高岩代表も、同じような想いをお持ちであったようです。意気投合し、今日にいたりました。
ご縁に感謝いたします。
完成まで、まだまだかかりますが、オジイやオバアの楽しみにしているという声を励みに、精いっぱい頑張ります。