石橋の手帖

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2023年1月25日(水)

    『お客様を第一に・社員を第一に』

    経営計画書の中に
    「社員はお客様を第一に考え、社長は社員を第一に考える。」と
    記載をしてあります。
     
    この真意は、社員の心配事や不安事は私が引き受ける。
    だから、安心してお客様の方向に向いて仕事をして欲しいとの願いです。
    社員たちは仕事以外に色々と問題や不安を抱えていたりする。
    残念ながら、そのすべてを僕が解決できるわけではない。
    僕が社長として出来ることは限られる。
    しかし、心配事や不安事を抱えている状態では、仕事に集中できるはずがない。
    だから、社長である僕がそこを理解し、寄り添う必要がある。
     
    ここ最近の一番の心配事は、物価の上昇であろう。
    1月に入り、SNS上では電気代が跳ね上がった!との話題をものすごく見かける。
    社員の家庭を確認すると、2倍~3倍にも電気代が上昇している。
    ガス代も同様の現象。
    生活物資もどんどん上がっている。
    まだまだ上がるであろう。。。
    というコトで、「インフレ手当」を全社員、パートスタッフへ支給する判断をした。
     
    6年ほど前のコロナ禍以前より、毎年約3%程度の賃上げを実行し続けてきた。
    良い時あったし、悪い時もあった。
    「頑張った人が報われる会社にしたい。」という、シンプルな想い。
    頑張って成果につながった人もいる。
    が、成果に繋がらない人もいる。成果に繋がらないのは、僕の責任。
     
    一方、金銭的な充足だけでなく、精神的な充足も同時に叶える必要がある。
    この両軸があってこその会社経営であると思う。
    だからこそ、社長である僕は社員を第一に考えることを宣言している。
     
    本音を言うと、政府などが要請する、急激な賃上げには賛成していなかった。
    原資を確保するために人員整理が必要になるという本末転倒なコトが起きる。
    僕としては、
    緩やかに、ある程度の時間をかけて、安定的に上げていくことを良しとしていた。
    がしかし、そんなことも言ってられないくらい、世の中の物資は上がっている。
     
    今回のインフレ手当の支給により、理論上・数字上は物価上昇分は概ね賄ったことになる。
    結構なリスクを負ったとも言える。
     
    次は、社員がお客様を第一に考える。を、徹底していくことにバトンは渡った。
     
    どんな状況であれ、みんなで良い会社にして参りましょう。
    結束の時です。衆知を集めて、一歩一歩進みましょう。
     

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