石橋の手帖

2020年10月23日(金)

    『RENOVATION OF THE YEAR』

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    強制はしませんが、お願いです(笑)。
     
    今年も、リノベーションオブザイヤーにエントリーしております。
    昨年も賞を頂きました。
    今年も表彰されるとうれしい限りです。
    今年は、
    『再生匠家~選択と集中のリノベーション~』
    というタイトルで、岐阜市でのリノベーションのお住まいを紹介しています。
    我々が得意の「性能向上(断熱・耐震)を行いつつ、暮らしを楽しむ仕掛け」が満載です。
    是非!!
     
    https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2020/904?fbclid=IwAR2MOr51L3gd-otEc2OuM2vwZsgnwl0UJ4OZ4ef1ycHOFw5JWuWMf0nlZGc
     
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    夫婦ともに地元が岐阜ではないが、住み慣れたこの地に居を構えた。
    方法は中古住宅リノベーション。
    ご主人はDIY好き。奥様も手仕事好き。
    だから1階半分のガレージと書斎は自分たちがDIYできるよう下地代わりにOSB仕上とした。
    まさかハーフパイプまで自作するとは。
    奥様も照明が眩しいからとお手製の和紙のシェードをこしらえた。
    特徴的なのは昔の縁側の土間部分は内と外をつなぐ空間。
    庭の家庭菜園で採れた土付き野菜も、土間であれば気兼ねがない。
    暮らしを楽しみながらどんどん住まいを編集していくのだ。
    家全体を同じ仕様でリノベーションするのには予算がかかる。
    基本的な性能は担保し施主がその「数値・効果・予算」を理解した上で作り手と一緒に選択する。
    そして金額をを投下すべきとこに、集中してかけるという手法を取った。
    まず基本の耐震性能の上部構造評点は0.27→1.01へ回復させた。
    「集中」は、東側半分のガレージと書斎はOSB等仕上、2階仕上はクロス等で予算を抑える。
    一方で家族空間は心地良く、仕上は東濃桧と岐阜漆喰で地産地消にこだわった。
    断熱性能では東半分の断熱材を変更、その部分を含めるとUA値は1.41となるが、
    家族空間の部分断熱部分は、UA値2.69→0.71まで引き上げた。
    岐阜はまだ中古住宅流通は少ない。
    我々が「数値・効果・予算」を見える化し伝えれば、空き家問題も含めもっとリノベーションは活発になっていくと思う。

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