石橋の手帖

2020年6月18日(木)

    『常昇塾 第1期終了』

    常昇塾と言う名の塾がうちの会社にはあります。

    塾長は僕。
    課長・主任クラスへ毎月開催されています。

    実は、うちの会社では課長・主任職は立候補制度となっています。任期は2年。

    3年目以上であれば、誰でも立候補できます。

    速度を上げて改革していくためには、実績や経験も大事ではあるモノの、熱意が最も重要。やる気のあるやつは手を上げろ。と言うことで始まったこの制度。

    その一環で始まったのが、石橋イズムを叩き込む為のこの塾。
    その任期終了が近づき、先日が最終講でした。

    経営数字の見方や数字の違和感を持つべきポイントのレクチャー、リーダーとしてのマインド、部下との接し方、MG(マネジメントゲーム)、社長としてのモノの見方考え方などなど、色々と教え込みました。

    数字に対する意識が高まった者や、部下育成に本気で取り組んだ者、結果にコミットし見事に結果を残した者。部長の右腕となり、信頼を得た者。などなど。

    そう言ったメンバーが複数生まれたことが大きな収穫であり、会社の成長です。

    当事者意識を持った社員が欲しい。

    とは、どの経営者も願うところです。

    しかし、本当の意味での当事者意識は、会社と自分のベクトルが合わないと生まれない。

    会社と自分、社長と自分をぴったり一致させるために、色々な角度から経営者としての本音をぶつけてきました。

    次の9月より、新しい役職者と共に、第2期を始めます。

    その前に、立候補をした社員から、30分のプレゼンをしてもらい、合否を出します。当然に不合格もあります。
    現在・過去・未来をどう捉え、どうしたいのか?どうありたいのか?を僕は問いています。

    お前は何がしたいんや?
    その為に何をしてきたんや?
    それで、この先何をするんや?

    根性論はNGです。熱意があればいいとは言うものの、具体性が無ければ絵に描いた餅でしかない。
    願って叶うほど甘くないこの世の中。

    一方で、緻密でなくてもいい。未来の成功がイメージできればそれでいい。

    彼らがどんなプレゼンをするのか、今からとても楽しみです。

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