石橋の手帖

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2023年3月23日(木)

    『新時代のリーダー像』

    WBCが終わった。
    ベタではあるが、感動をありがとう。
    スポーツって素晴らしい。
    今日も痺れた。
    日本選手は皆若い。
    投手にいたっては150キロ以上の球をビュンビュン投げる。
    随分と変わった。
     
    そんな中で、侍JAPANのチーム力と、栗山監督に注目した。
    栗山監督は新時代のリーダーであるように思う。
    そのリーダーを支えたのが、実務者のダルビッシュという組織。
    新時代のリーダーは、精神的なアプローチで「選手を信じる」という、愛を語る青臭い経営者像に見える。
    しかし、この青臭さがいかにも新鮮であり、この時代に必要なこと。
    理想を語り続ける。
    一方で、判断が早いのも特徴。迷いが無かったように思う。
    短期決戦では、功を奏す。
    そんなリーダーを現場のトップが意を理解し、コミュニケーションを多く取り、落とし込む。
    そして、一番驚いたのは、現場が楽しそうであったこと。みんなが笑顔であった。
    これは現場のトップのダルビッシュが大きな役割を果たす。
    面白いのは、リーダーの栗山監督にはほぼ笑顔がない。彼が敢えて笑う必要はない。
    チームはダルビッシュにより、十分にリラックスできている。リーダーがピエロになる必要がない。
    準決勝9回の周東選手は歯を見せていた。あの場面で、である。
    栗山監督は笑顔がないチャーミングな印象なのにである。
    リーダーはリーダーの仕事に専念をすることが出来たのであろう。
    そこに、次世代の若きリーダであり、スターの大谷が「気合と気迫」を見せる。今は否定される根性論に近い感覚。
    理念を語るトップと、
    その想いを伝える現場リーダーと、
    具現化し、姿で見せる若きリーダー。
     
    栗山+ダルビッシュ+大谷で作ったチーム。
    あれ?日ハムじゃん(笑)
     
    それにしても、最後が大谷vsトラウト。
    凄かった。
    心より感謝。

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