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SBT(Science Based Targets)の認証を取得しました

SBT(Science Based Targets)の認証を取得しました

  • お知らせ

このたび、株式会社鷲見製材(ひだまりほーむ)は、今年度新たに設定した二酸化炭素排出削減目標に関して、パリ協定に整合した科学的な根拠がある水準として認められ、SBT(Science Based Targets)イニシアチブより認証(中小企業版)を取得しました。

 

認定されたCO2排出量削減目標

Scope1とScope2(※1)の温室効果ガス排出量を2022年の基準年から2030年までに42%削減し、将来的にはScope3の排出量を測定して削減する。

※1 Scope1:事業者が所有又は管理する排出源から発生する温室効果ガスの直接排出(主にガス・ガソリンの使用)
Scope2:電気、蒸気、熱の使用に伴う温室効果ガスの間接排出

SBTi(Science Based Targets initiative)とは

SBTiは2015年に設立された国際的なイニシアチブで、パリ協定(※)が求める水準と整合した温室効果ガス削減目標に対して、科学的根拠に基づいているかの検証を行い、認定を付与しています。
※2 パリ協定:世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目標とする。

 

SBTの認証を受けた企業数は世界で6,000社を超える、脱炭素化に向けたグローバルな新基準です。日本企業では製造業を中心に677社が認定を受けていますが(2023年9月30日時点)、弊社のような地域工務店においてSBTの認証を受けた企業は数社に留まっています。

弊社では、地域の自然環境を未来につなぐため、地球環境にやさしい「国産材100%・自然素材・省エネルギー」の住まいづくりを続けてまいりました。
今回新たに、温室効果ガス排出量削減目標を設定したことにより、弊社のつくる住まいが環境にやさしい住まいであることはもちろんのこと、事業活動における脱炭素化を推進します。業界のなかでも先駆けて、地球環境・地域・社会への貢献にチャレンジしてまいります。

 

カーボンニュートラルに向けた弊社のこれまでの取り組み

・NPO法人環境共棲住宅 地球の会におけるカーボンオフセット認定制度、CO2固定量認証制度の創設および認証
・再エネ100宣言 RE Actionへの参加
・SDGsへの各種取り組み・目標設定(参照:https://hidamari-home.jp/sdgs/

 


当社グループのエネルギー別排出量グラフ
(2021年9月~2022年8月をもとに算出した総排出量)

 

当社グループのSBT・再エネ100宣言RE Action水準の排出量削減目標