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2022年11月19日(土)

  • 営業本部 髙橋 良太

⑩髙橋、左官体験したってよ。

こんにちは。

気付けば2ヵ月が立っておりました。

以前のブログ「⑨髙橋、上棟したってよ。」

より、気づけば髙橋家は大工工事が終わり、

今週には左官工事が終わった

状況になりました。

9月に第2子が出産したこともあり、

バタバタとしている中で、

家の方も着実に丁寧に作っていただけております。

 

さて、今回のブログでは「左官」について、

自邸の家づくりの中で感じたことを記しておきます!

ひだまりほーむでは、工事期間中に実際に

職人さんと一緒に施工体験ができるタイミングがあり、

今回髙橋家では「左官体験」を行いました。

 

【左官とは?】

左官とは日本壁とも総称される、漆喰や土壁をつくる

職名であり、現代ではタイルやモルタルでの

施工もあわせて呼ぶことがあります。

2020年ユネスコ無形文化遺産に「伝統建築工匠の技」

として登録されており、日本では伝統ある、

住宅建築においても深く歴史のある職です。

ひだまりほーむでは、

漆喰、珪藻土の内装仕上げ、ぬり壁の外装仕上げ、

モルタル、タイルの装飾施工や、玄関の仕上げなどを担当してもらってます。

 

【左官、漆喰塗りの体験!】

当日は、家族皆で、松葉建装の松葉さんから

指南を受けて、漆喰塗りを体験させていただきました。

松葉さんに教えていただいてから、

すぐに͡コテとコテ板をもち、壁塗りに挑む長女。

たっぷりと、大胆に塗らせてもらい、

娘も大満足でした。

妻と、私も実際に塗らせていただきましたが、、、

そんな簡単なはずもなく、

キレイに塗ることはできませんでした。

思いのほか、漆喰の乾くスピードが速いこと、

また意外と塗心地が固かったこと。

体感しないとわからない、難しさが沢山ありました。

そして、その後も娘は飽きることなく、漆喰を塗り続け。

気付けば、全身漆喰だらけ。

最終的には、コテ板をそのまま塗るという荒業を行い。ご満悦。

【松葉さんのお話から気づいたこと】

体験中には、職人さんたちの

直接お話できることも魅力の一つです。

今回も松葉さんとお話する中で、

私自身改めて、素材と職人さんの技術が合わさって

初めていい住まいとなることが分かりました。

「左官職人はもともと自ら、

素材を調合して、塗るべき職種」

「素材の特性を理解しているから、

使う道具や、使う技術に違いがでてくる」

「漆喰、珪藻土でももちろん、同じ素材でも塗る厚さによって

性能が変わってくる、だから、

適切な厚さで全部を塗仕上げていくことが大切」

などの言葉をお聞きして、

素材への理解と、それを活かしきるだけの技法が無ければ、

確かな品質にはならないこと。

を改めて理解しました。

 

【家づくりの中での選択】

今の時代ネットで検索すると、いくらでも

素材のメリット・デメリットが出てきます。

壁の仕上りだけで考えても、漆喰・珪藻土

・クロス・和紙・タイル等々がある中で、

情報だけで選ぶことが多い家づくり。

今回の左官体験を通して、個人的に一番感じたことは、

ネットや住宅会社の情報だけではなく、

職人さんの声や、歴史から選択することも

大切だということでした。

左官は、素材に触れて、素材の特性を知っている、

時には自身で素材を作り出す。

そんな職業だからこそ、今回の髙橋家に置いては、

自分がこれまで集めてきた情報よりも、

一番説得力があり、一番安心できました。

また、歴史という観点に目を向けてみると、

左官が家づくりに置いて残してきた

功績があるからこそ、

今でもなお左官を大切にしたい、

後世に残したいと思われている。

そんな理解にもつながりました。

 

工業化が進み、左官の仕事は全国的に減少しています。

左官=高級

左官=斜陽産業

といったイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、

「左官は無限」

といった松葉さんの言葉には、

希望が感じられました。

ひだまりほーむとしても、

引き続き左官を採用し続けること。

またそれを多くの人に知ってもらいたい!

 

改めて、強く思える機会でした!

 

有難うございました!

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