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『伐採現場』

『伐採現場』

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午前中の事ですが、荘川の伐採現場に行ってきました。
皆伐の現場です。
若いスタッフに、我々が使う岐阜の木の現場を見せることが今回の目的です。
始めて見る光景のスタッフも多く、木の倒れる音や重機の匂いやチェンソーの音。
生々しい現場です。

一本の梁や柱は、60年の歳月経て、ようやく切り倒されます。
その間には、手間暇かけて育てられた森もあれば、半ば放置された森もあります。
むしろ、放置された森が多く、社会問題になっており、水や空気が守られない。。。
この事が、我々が岐阜の木にこだわる理由になっていたりします。

初めてみる光景に、参加したスタッフは、木こりさんたちが手間暇かけて切り出す姿に、感動を覚えた者もおります。
一本の木の尊さと、長い長い物語。
しかし、この丸太の段階は、まだ物語の中盤。
この先に、製材し、乾燥して初めて大工の手に渡り、その大工が加工を施し、家が組まれる。
そして、お施主さんの元へ。

ひだまりほーむの創業の原点は、「森を守るための家づくり」です。
若いスタッフが、その原点の入り口に触れたことは、この先のスタッフの言葉に重みが増すと思います。

ちなみに、
丸太の断面の写真で、枝打ちが行われたことが分かります。
こういった断面を見ると、この木材が、何年頃に枝打ちがされたことで、節の少ない木材であることが分かります。