リノベーションオブザイヤー エントリーのお知らせ✨
- スタッフブログ
皆さま、こんにちは!
この度ひだまりほーむグループのリノベーション・リフォームをしているWOODYYLIFEが、
昨年の地域貢献リノベーション賞受賞に引き続き、今年も「リノベーションオブザイヤー2022」にエントリーいたしました!
エントリー作品は「やさしさに包まれた楽器の中で集う民泊 縁音(enne)」です。
皆様のいいね!が1票となり、800社超の施工事例の中から優秀作品が決まります。
こんな素敵な感性を育むことのできるリノベーションである”縁音”。
ログイン不要で投票できますので、ぜひご協力をお願いいたします!
【投票期間】10月26日(水)まで
▼投票ページはこちらから!
https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2022/1532
▼以下エントリー内容です!
地元で「こくぞうさん」と親しまれている古刹金生山明星輪寺の参道中腹にある~音をつむぐ宿~縁音(enne)。
近くには関ケ原の戦いで、家康が最初に陣をおいた岡山本陣にもほど近い。この建物からも、古えの人々が見たであろう景色が一望できる。
その参道沿いで茶屋だったこともある築70年を越える空き家を買い取り、自由に音楽を奏で、人と人のつながりを大切にした宿へとリノベーションをした。
その真ん中にあるのがペトロフのグランドピアノだ。利用者が音楽を気兼ねなく楽しめるよう配慮された空間を作った。音の広がりを持たせるために、ピアノの上は吹抜けとなっている。
また地元木材で壁を板張りにし宿全体が楽器。そこに集う人はまるで楽器の中にいるかのようなのだ。
施主が言った一言が忘れられない。「古いから壊すはダメ。キズがある、これがいいんだよ。」コロナ禍でより進んだ、潔癖、完璧しか受け入れない世の中へのアンチテーゼのような言葉である。
ちょっと不細工でも、いい。手をかけてあげれば、いい。人と違っても、いい。庭に草が生えても、いい。そう、人にも物にも自然にも、寛容なのだ。
コロナ禍で忘れかけていた、日本人の温かさを気づかされる。やさしさに包まれるリノベーション。リノベーションのもう一つの価値であると思う。
朝靄の中、シカが庭に顔を出すそう。「新芽を食べるから、困るんだけどね~」とやさしい眼差しのオーナーの顔が忘れられない。
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