
【スタッフひだまりびとの暮らし】庭先の小さな家庭菜園で感じる、家族の時間と暮らしの豊かさ
- スタッフブログ
この夏、わが家の庭に鉢を並べて、ささやかな家庭菜園を始めました。
トマトやきゅうり、ピーマンといった夏野菜。土を耕し、苗を植え、水をやり、肥料をまく――どれも特別なことではありませんが、家族で一緒に取り組むと、日常の中に小さな喜びが生まれていきます。
特に楽しそうなのは、2歳の息子です。じょうろを持って「お水あげる!」と張り切る姿。小さな実を見つけて「あ!トマト!」と声をあげる瞬間。収穫の時には一番に駆け寄り、まだ不器用な手つきで野菜をもぎ取ろうとする姿に、思わず笑顔がこぼれます。

妻も一緒に、家族みんなで庭に出る時間が自然と増えました。外の風を感じながら土に触れ、季節の移ろいを肌で感じる時間は、暮らしのリズムをゆったりと整えてくれる気がします。
そして収穫した野菜が食卓に並ぶとき。
「自分たちで育てたんだね」と話しながらかぶりつくトマトの味は、やっぱり格別です。息子も普段はあまり食べない野菜を口にし、「おいしい!」と笑顔を見せてくれると、食べることへの関心や喜びにもつながっていると実感します。

便利さや効率だけを求めるのではなく、手間をかけながら自然と関わる時間。土の匂い、草花の色、収穫の喜び――そんなひとつひとつが、暮らしの豊かさを実感させてくれます。
家を建てて庭があるからこそできる楽しみ。
暮らしを楽しむ小さな工夫として、家庭菜園はとてもおすすめです。鉢ひとつ、プランターひとつからでも始められますので、みなさんもぜひ取り入れてみてください。
わが家の庭しごとはまだ始まったばかりですが、この小さな畑が家族の思い出や子どもの成長に、きっと大きな意味をもたらしてくれると感じています。
WOODYYLIFE
リノベーション部
堀田将貴