石橋の手帖

2020年9月3日(木)

    『社長就任10周年』

    9月1日は僕が鷲見製材の4代目社長に就任して10年を迎えた日でもありました。
    当時36歳。
    若かったぁ。
    10年前のその日、粛々と事は進んでいきました。
    社員の皆さんからお祝いで頂いた万年筆は宝物となっています。
    10年目のその日も粛々と進みました。
    今思うと10年前の僕はただ勢いのある男でした。
    この10年間で少しは「まとも」になった気はしています。
    先日、ある社長に長期計画を見せた際に「お前、この10年苦労したな」と一言いわれました。
    正直、苦労した自覚はあまりなかった僕は、その言葉に驚きを覚え、少し考えました。
    たしかに普通に考えたら苦労した方かもね。と思い返していました。
    あまり苦労を苦労と思わないタイプ。
    誰かに愚痴るタイプでもない。
    過ぎれば過去の事であり、そこに執着はしない。
    だから、その苦労と言われるコトは忘れることの方が多い。
    しかしながら、格好つけて書くならば、
    涙を流したこともある。
    悔しくて体が震えた時もある。
    屈辱にひたすら耐えた時もある。
    そんなことは全て過去の話ではあるが、確かに、今の僕を作り、礎にしてきたのも事実。
    一方で、その何倍ものうれしかったこともあった。
    その中で一番は、社員と一緒に笑いあえたことかな。
    目標を達成したり、結婚したり。子どもが生まれたり、家を建てたり、資格に合格したり。成果が出たり。
    分かり合えたなんてことも。
    思い返すとささいな日常に喜びを見出している。
    その瞬間はこれ以上の幸せはない。と感じた。
    そんな僕は、今、ようやく経営者としてのスタートラインに立てた気がしています。
    これまでは、経営者風だった。
    そのスタートラインに立つのに、10年の月日が必要だったとは、なんともトロ臭い話です。
    が、僕にとってはとても大事な時間であり、必要な時間だった。
    10年が経ち、特別めでたいことではありませんが、節目ではある。
    この次の10年は、これまでの10年とは違う世界が待っているはず。
    自分自身の足で、てっぺんを目指したいと思います。
    最後に、石橋経営哲学(石橋の流儀)として、これまでの僕自身のスタンスをまとめました。
    人間大事の経営と融通無碍の精神
    人を中心に置いた意思決定をする事と、柔軟に物事をみて、自由に発想をする。
    考えてみれば、僕の経営スタンスは、この2点に集約される。
    今後も、この哲学・流儀を元に、成長発展をするべく張り切ります。
    9月1日は僕が鷲見製材の4代目社長に就任して10年を迎えた日でもありました。
    当時36歳。
    若かったぁ。
    10年前のその日、粛々と事は進んでいきました。
    社員の皆さんからお祝いで頂いた万年筆は宝物となっています。
    10年目のその日も粛々と進みました。
    今思うと10年前の僕はただ勢いのある男でした。
    この10年間で少しは「まとも」になった気はしています。
    先日、ある社長に長期計画を見せた際に「お前、この10年苦労したな」と一言いわれました。
    正直、苦労した自覚はあまりなかった僕は、その言葉に驚きを覚え、少し考えました。
    たしかに普通に考えたら苦労した方かもね。と思い返していました。
    あまり苦労を苦労と思わないタイプ。
    誰かに愚痴るタイプでもない。
    過ぎれば過去の事であり、そこに執着はしない。
    だから、その苦労と言われるコトは忘れることの方が多い。
    しかしながら、格好つけて書くならば、
    涙を流したこともある。
    悔しくて体が震えた時もある。
    屈辱にひたすら耐えた時もある。
    そんなことは全て過去の話ではあるが、確かに、今の僕を作り、礎にしてきたのも事実。
    一方で、その何倍ものうれしかったこともあった。
    その中で一番は、社員と一緒に笑いあえたことかな。
    目標を達成したり、結婚したり。子どもが生まれたり、家を建てたり、資格に合格したり。成果が出たり。
    分かり合えたなんてことも。
    思い返すとささいな日常に喜びを見出している。
    その瞬間はこれ以上の幸せはない。と感じた。
    そんな僕は、今、ようやく経営者としてのスタートラインに立てた気がしています。
    これまでは、経営者風だった。
    そのスタートラインに立つのに、10年の月日が必要だったとは、なんともトロ臭い話です。
    が、僕にとってはとても大事な時間であり、必要な時間だった。
    10年が経ち、特別めでたいことではありませんが、節目ではある。
    この次の10年は、これまでの10年とは違う世界が待っているはず。
    自分自身の足で、てっぺんを目指したいと思います。
    最後に、石橋経営哲学(石橋の流儀)として、これまでの僕自身のスタンスをまとめました。
    人間大事の経営と融通無碍の精神
    人を中心に置いた意思決定をする事と、柔軟に物事をみて、自由に発想をする。
    考えてみれば、僕の経営スタンスは、この2点に集約される。
    今後も、この哲学・流儀を元に、成長発展をするべく張り切ります。

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