石橋の手帖

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2020年9月1日(火)

    『信頼のコミュニティー』

    本日より、ひだまりほーむグループの2社は新しい期を迎えました。
    朝9時より、全社員・アテンドスタッフ・パートスタッフへ今期の方針を発表しました。
    夕方6時までのロングラン。
    毎年恒例とはいえ、聞いている方もよく集中して聞いているものだと感心をしてしまいます。
    今期の社員の聞く姿勢は、とても前向きで、やってやるぞ。という覚悟を感じました。
    一言一句を聞き逃さないように真剣な眼差しです。
    だんだんと大人の組織になりつつあります。
    特に、長期事業構想がワクワク感を感じたようです。
    僕の夢物語の長期事業構想。
    ココには書けない夢物語です。
    トップが社員に夢を語ることが大事。
    出来るか出来ないかではなく、どうしたらできるかを考え、悪戦苦闘するプロセスに価値を見出いします。その悪戦苦闘こそが楽しく、モチベーションとなり、生きがいになる。その楽しみながらも賢明な姿が、その人の生き様となる。
    そんなことを社員のみんなと共有した瞬間に「空気」が変わったように思います。
    僕は、この先は「信頼」が重要と思っています。
    信頼のコミュニティーと表現していますが、このコミュニティーをどう作るのか?
    これが最大の肝となる。
    この人に会いたい。
    この人ならば大丈夫。
    この人から買いたい。と、
    思ってもらえるかどうか。
    その根底には信頼がある。
    ある一定のコミュニティーの中で商売をするということ。
    これを「ベストフレンド戦略」と銘打って、社内・社外で展開をする。
    これまで培ってきた「ビレッジ戦略」をより進化した戦略です。
    以下に、今期の基本的な考え方を明文化していますので、紹介します。
    改めて、本年のどうぞよろしくお願いします。
    尚、社外向けには、9月24日に方針説明会を開催します。
    ご縁の深い皆様にはその際にご説明をさせていただきます。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    《第39期/第3期 共通基本方針》
    『 融 通 無 碍 』
    今の時代は混とんとしている。コロナ渦において、様々なことが強制終了をされた。
    現行のビジネスモデルもNGの烙印を押され、変化を求められている。その変化に適応する会社のみが生き残るという、し烈な戦い。
    『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』
    とは、有名なダーウィンの言葉とされている。
    変化を受け入れ、変化することを歓迎し、変化することに恐れない。
    こういった心持が必要になる。
    守るべき頑なな想いが確かにある。
    一方で、その頑なな想いは、独りよがりの想いの可能性もある。
    だからこそ、いつ何時もマーケットのお客様の声に耳を傾けておく必要がある。
    マーケットのニーズと我々の実現したい世界をつなぎ合わせる必要がある。
    そう考えると、重要なことは、想い自体の内容ではなく、「つなぎ合わせる」という行為行動を時代認識の上に変える必要があると言うこと。
    住宅業界の集客型のビジネスモデルは、あくまでも手段であり、手法であり、まさに「つなぎ合わせる」装置でしかない。
    ここに、「融通無碍の精神」が必要となる。
    融通無碍とは、守るコトと変えるコトを見定め、一方の見方や考え方にとらわれるのではなく、自由自在にものを見て、考え方を変え、よりよく対処していくという意味と解釈。
    我々の主戦場である住宅業界の在り方を
    「融通無碍な精神」で見た時に、何を守り、何を変える必要があるのか?を常に意識をしていて欲しい。
    そして、変える必要がる、変えた方が良い。と言うことは、即断即決の上で、どんどん変えればいい。
    (中略)
    もう一つが、「信頼」を軸にビジネスを展開すること。
    個人としての信頼。
    会社としての信頼。
    いずれも、ブランドが重要となる。
    ひだまりほーむのブランドを再構築し、信頼のブランドを構築したい。
    また、この先は、社員一人一人一人が個人ブランドをどのように確立するのか?が問われる時代である。
    この人に会いたい。
    この人ならば大丈夫。
    この人から買いたい。と、
    思ってもらえるかどうか。
    経営計画書にベストフレンド戦略と銘打ってあるが、この戦略こそが、
    「信頼のコミュニティー」の構築と言うことになる。
    信頼していない人とは会わないし、そんな人からモノは買わない。
    当然にビジネスパートナーも同じことが言える。
    (中略)
    こういった取組を行う上で、融通無碍の精神はとても重要となる。
    とらわれずに、自由に物事考える。
    そんな一年にして欲しい。
    その他にも、ひだまりほーむでは、これまでも、とらわれずに、自由に発想し、展開をしてきた企業文化がある。
    人事制度も然り、住宅の工法然り。
    つまりは、融通無碍の心持は、社長である石橋自身の根底に流れる心持である。
    今期は、コロナ渦の中、厳しいと言われる住宅業界において、そんなことは関係なく、融通無碍の精神をもって、この荒波をも楽しみながら進んでいきたい。
    そして、2021年8月末の期末には、今日のひだまりほーむと全く別の会社になっていることを願う。
    社員一人一人が、改革の意識を融通無碍の心持ちで事に当たれば、我々は勝利者となる。
     
    令和2年9月1日
    ひだまりほーむグループ
    株式会社鷲見製材/株式会社WOODYYLIFE
    代表取締役社長 石橋 常行

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