石橋の手帖

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2022年11月19日(土)

    『会社はみんなのもの』

    せきがはら人間村施設 完成お披露目会
     
    産業機器メーカー関ヶ原製作所が整備する「せきがはら人間村」
    その施設の数々が整備され、昨日はそのお披露目会でした。
    矢橋吾朗創業者の家、cafemiraie、蔵ミュージアム、ゲストハウスと、多くの施設に関わらせて頂きました。
    また、建築家の横内先生の設計による、匠道場も竣工し、その全てが整いました。匠道場はさすがの建築です。
     
    私たちは、本当にいい経験をさせて頂きました。
    関ヶ原製作所は今年77周年を迎えます。
    創業者矢橋五郎さん、2代目矢橋昭三郎さん、3代目矢橋英明さんと続く会社。
    人材育成に力を入れ、会社はみんなのものという理念の元、事業を進めてきました。
     
    建築に携わったことで多くの経験をしましたが、僕個人的には、関ヶ原製作所の歴史と文化と経営に深く触れた事が最も大きな学びとなりました。
     
    僕の理想とする「人間大事の経営」と、関ヶ原製作所の「会社はみんなのもの」という理念はすごく近いところにあります
    併せて昨日歴史を伺っていた際に気づき、驚いたことが、おおよそ30年ほど前の1990年代第46期位の時に、昭三郎さんが掲げたスローガンが「ヒューマンルネサンス」だそうです。
    なんと!今期第41期に僕が掲げた、ひだまりほーむグループの方針も「ヒューマンルネサンス」です。
    人間へ回帰しようという想いです。
    偶然なのか、必然なのか、同じフレーズです。恐らく当時の昭三郎さんも、今の僕とほぼ同じ年代かと思います。
     
    そう考えると、僕はやはり強運の持ち主のようです。
    これまでも、必要な時に、必要な人とのご縁があり、今に繋いでいます。
     
    建築と芸術と経営、そして人材育成。
    昭三郎さんにとっては完成形ではないのかも知れませんが、一つの形を見せていただきました。
    本当にありがとうございました。

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