石橋の手帖

2022年7月15日(金)

    『強制停止』

    昨日までの3日間、3ヶ月に一度の
    「ひだまり根っこ塾」が開催されました。
    僕は、初日しか参加できませんでしたが、
    続々と上がってくる報告書で
    その内容や空気を感じ取っています。
     
    この根っ子塾は、3ヶ月毎に、
    「強制停止」をする場です。
    常に走り続けるひだまりスタッフです。
    走っている時には気づかないことが沢山あります。
    しかし、人が成長する瞬間というのは、
    一旦停止し、自分の走って来た道を振り返り、
    そこから何を学ぶのか?と向き合う瞬間です。
    しかしながら、
    一旦停止は、出来そうで出来ない。
    一旦停止すらも後回しにしてしまう。
    それが現実。
    よって、強制的に止める。コトが必要です。
    そして、強制的に振り返えさせる。
    その上で、強制的にアウトプットをさせる。
    この工程がとても重要です。
     
    もちろん、毎日の中でそれが出来れば
    素晴らしいことですし、そうした方が良いことは
    知っているコトと思います。
    が、本当に難しい。
     
    今回は、報告書を通して、
    誰がどんな振り返りをしているのか。
    を確認しています。
     
    振り返りは、ある種の能力です。
    能力は磨けば磨くほどに高まります。
     
    ひだまりスタッフは、
    随分と磨かれていることを
    報告書の文字を見ながら時間をしています。
    ここまでは、上出来です。
     
    さて、一番の課題は、その振り返りをどう活かし、
    どう行動するのか?にあります。
     
    報告書には、
    具体的に考えているとスタッフ
    まだ甘い抽象的な言葉で綴られているスタッフ。
    と、ムラがあります。
     
    それでいいと思っています。
    繰り返し繰り返しの時間が必要。
     
    大きな一歩出なくても良い。
    たったの半歩でも、前に進めばそれでいい。
    そんな想いです。
     
    今回も良い時間であったようです。
     
    毎回この根っ子塾の講師をしてくださる虫明先生には、
    頭が上がりません。
    相当タイトな研修のことと思います。
    いつも本当にありがとうございます。

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