石橋の手帖

2022年6月11日(土)

    『無私無欲』

    せきがはら人間村 生活美術館 蔵ミュージアム
    (矢橋昭三郎記念館) 新築工事
     
    ひだまりほーむグループとして
    初めて美術館を建設しています。
    その名は「せきがはら人間村 生活美術館 蔵ミュージアム」
    関ヶ原製作所の関連施設であり、
    矢橋昭三郎さんの生き方を表現する建物であります。
     
    今日はそのミュージアムの棟上。
     
    一番心配していたのは建物の高さ。
    たった10cm高い、低いだけでも、
    建物の印象が全く変わります。
    100坪にもなる面積ということで、大きい。
    当然に屋根も大きい。
     
     
    しかし、矢橋昭三郎さんの生き様をも語るこの建物は、
    自然に対して謙虚でなくてはならない。
    昭三郎さんの美意識である無私無欲でなければならない。
    出来る限り階高を抑え、
    そこに昔からあったかのような風格が必要。
    だからこそ、高さが重要でした。
    現場に到着し、建物を外部から何度も何度も、
    あっちから、こっちから見上げ、大丈夫!と確認しました。
     
     
    近くの山並みと、ほぼ同じ勾配の屋根勾配。
    高さも絶妙。
    違和感なし。
    風景に既に馴染んでいる。
    威張ってない。
    良しオールOK。
    ホッとしました。
     
    ここから秋に向けてまだまだ難工事は続きます。
    絵をかける壁。
    彫刻を置く床。
    水平垂直でなければいけません。
     
    緊張感の連続です。頑張ります。
     

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