石橋の手帖

2021年12月23日(木)

    『年の瀬を迎え』

     
    今年もあと10日ほど。
    2021年はコロナど真ん中でした。
     
    しかし、僕自身はあまり悲観的には捉えず、チャンス到来と自分を鼓舞し、
    チャレンジする年としました。
    年の瀬を迎えると、随分前のことですが、会社が苦しかった時を思い出す。
     
    過渡期であり、正念場だったあの年。
    早く新しい年よ来い。と、切に願っていたあの年。
    今でもこの時期にあの時の感情を思い出します。
     
    年が変わることで何かが変わる。
    早く来い来い。と願っていた。
    そんな神頼みに近い心理状態。
    年末恒例の伊勢参りに行った際には、不思議と目から涙が溢れたあの年。
     
    しかし、その時も希望だけは失わなかった。
    チェレンジすることは止めなかった。
    だから今がある。
     
    当時は、社員には悟られないように細心の注意を払っていた。
    たぶん無理をしていたのだろう。
    なぜならば、当時のうちの社員はまだ幼かった。
    幼子に心配をかけてはいけないと思っていた節がある。
    もしかすると、社員を信用していなかったのかも知れない。
     
    だが、今は違う。
    その時に頑張った社員は一様に強く逞しくなった。
    僕の大事なパートナー。
    今だったら、すべてを話し、助けを求めたであろう。
     
    そんな中、コロナ禍にあっても今年も順調に過ごすことが出来た。
    社員と匠の会のメンバーに心より感謝をしたい。
    僕にとっての年末は、
    未来を考え、ワクワクすると同時に、
    過去の苦しみを思い出させ、今を戒める時期でもある。
     
    ここ数日は寒さが増し、朝の散歩の時も空気がピーンと張る緊張感のある寒さになって来た。
    これでこそ冬であり、年末だ。
    2022年は動き回る年としたい。
     
    止まってはならぬ。
    思考を休めない。
    考え続ける。
    そして、動き続ける。
    色々な所に行き、
    色々な人に会う。
    随分と忙しく、疲れそうな1年になりそうだ。
    が、とてもワクワクしている。
    あの時とは違う「早く来い来い」2022!

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