石橋の手帖

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2021年4月16日(金)

    『ひだまり人が大樹となる』

    「根が張り、幹が太くなり、枝が生え、葉をしげらした。
     こからは、実がなり収穫を迎える。
     ひだまりびとの、一人ひとりが大樹となり
     その木陰に人が集まる。 そして森となる。」
     
    3日間にわたる「ひだまり根っこ塾」が無事に終了。
    今回のテーマの中に「コロナ禍の1年を振り返る」というものがあった。
     
    この1年は、本当にコロナによって多くのコトが変わった。
    この変化はあくまでもポジティブなコト。
    僕自身の危機を迎えた際に心がけている基本的な考え方が、
    ①どうせならば楽しんでしまえ。
    ②今やるべきことを即実行。見切り発車大歓迎
    そんな想いでこの1年を過ごしてきた。
     
    今回の根っ子塾でも、コロナ対応で行ったことや変わったことをリストアップするというお題があった。
    その場で出た、この1年でやったことは、なんと60個以上!にもなる。
     
    幹部研修の振り返りでは
    「コロナ対応において、初めて人間大事の理念を実感した。すべての判断がそこに集約されていることを実感」
    というコメントがあり、
    コロナという危機が社員の成長を大きく後押ししたことを実感。
     
    この10年間、根っ子塾を始め、社員への人材育成に手間をかけ、時間をかけてきた。
    1年前は、まだまだ細く弱い樹木だった社員たちが、
    危機に接し、それぞれが必死に考え、速度を上げて行動してきた結果、
    知らぬ間に「大樹」となっている。
    枝を大きく広げ、その木陰にはたくさんの人が集まり、一時の休息を与えている。
    社員一人ひとりが大樹になったことで、ひだまりほーむは本当に森となった。
     
    僕は、彼らが愛おしくもあり、心強くもある。
     
    この感覚は、森の中に入った時の心地よさと同じ。
     
    危機が人を育てる。
    とよく耳にするが、
    危機が育てるのではなく、「準備した人が育つ。」が正しいと思う。
    彼らは、長い間土の中の根っ子を太く、深く、強くしてきた。
    その準備をしてきたからこそ、一気に成長を果たしたのであろう。
    そんな彼らが誇らしく、眩しかった。
     
    長きにわたりお世話になっている、虫明先生には本当に感謝です。
    虫明先生の弟子たちは次のステージに入りましたね。
    心から感謝申し上げます。

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