石橋の手帖

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2021年2月16日(火)

    『20代はがむしゃらに』

    ふと、僕の20代ってどんなだっただろう?と、考えてみました。
    ひと言で言えば、「がむしゃら」でした。

    社会人になりたての頃は、毎日毎日深夜帰宅。
    そこに違和感も全くなく、むしろ当然とすら思っていました。

    鷲見製材に転職したのが25歳の時。
    ここからの5年間は、絵にかいたように「がむしゃら」だった。
    仕事以外のことはまったく眼中になく、日々仕事に明け暮れた毎日。
    お陰で、その等に流行った歌やドラマも全く知らない。

    当初、鷲見製材に入社したころは、営業マンとしての役割のはずだった。。。
    しかし、まだ生まれたばかりの「ひだまりほーむ」に求められるのは、
    営業だけではなく、設計や広報、工事マンまで、すそ野が広い。

    大学は経済学部で、就職はハウスメーカーの営業。
    設計なんて出来るはずもなし、木材もまったく知らない。。。
    よって、仕事以外は、猛烈に勉強の日々。

    設計スクールに通い、基礎基本を学び、やったことのないCADを見よう見真似で習得し、
    現場については竹中工務店の現場管理の本をテキストに、現場でいちいち確認して自分の血としていく。

    遊びに行った記憶もあまりなく、休んだ記憶もあまりない。

    しかし、今になって思うのは、この当時、がむしゃらに脇目もふらずに過ごした毎日があったからこそ、
    今踏ん張る体力と気力が養われた。

    同じことを30代では出来まい。
    ましてや40代では尚のコト出来ない。

    20代の若い人には、自分をセーブせずに、限界を設けずに、
    朝から晩まで、寝ても覚めて仕事を考える時間を持ったらどうだ?
    と、問いかけてみたい。

    今どきの考え方ではないかもしれないが、
    今の頑張りが、必ず未来に役に立つ時がくる。

    その時に備えるためにも、今、十分に体力強化を行い、筋肉をつけた方が良いと思う。
    少しばかり若い人よりも先輩であり、先を歩いてきた者の提案です。

    こんなことを書くと、体育会系とか、昭和とか言われそうですが、
    令和の時代であれ、実のところ、基礎基本や本質は変わらないんだよね。

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