石橋の手帖

  1. ひだまりほーむトップページ
  2. 石橋の手帖
  3. 『哲学が求めらる時代』

2020年10月13日(火)

    『哲学が求めらる時代』

    今の時代に求められていることは「哲学」である。
     
    哲学とは、意思でもあると思う。
    特に大事なことは、個人の哲学。
    以前、社員に「君の哲学はなんだ?」と説いてみた。
    当然に応えられるものではない。
    やむを得ない。
    そんなことは考えたこともない。
    しかし、それは整理できていないだけであり、うちの社員には一人残らず哲学はしっかりとある。
    一度立ち止まって自分の哲学を考えてみて欲しい。
     
    その上で、その哲学を知らしめる必要がある。
    何故ならば、今の時代、その哲学が求められ、その哲学を知りたいという人・お客さまが多数いるから。
     
    伝えなければ伝わらない。
     
    そこにその人の人となりが見えてくる。
    それは「らしさ」という表現になるのかもしれない。
    そうすれば、おのずと人が集まり、情報が集まる。
    僕自身の哲学と言えば、「人間大事の精神」であろうかと思う。
    全ての行為行動、会社経営などの人生の根源の部分が人間大事の精神。
    松下幸之助さんの真髄でもあるが、到底その領域には及ばない。
    が、僕もまた人間大事の精神が哲学である。
    もっともっと磨き高める必要がある。
     
    もしかすると、この哲学を磨き高めるために、学んでいるのかもしれない。
    全ての判断軸がそこにあり、住宅建築もまた、人間大事の精神から作られる。
    そこから派生する形で、住宅づくりへの哲学が「家は巣である」ということ。
    「巣」だからこそ、そこに「住む人」の安全や安心、健康、快適である必要がある。
    また、森を守る、小エネなどの地球環境問題を考えみても、地球に「生かされている人」が、後世に守り、継承しなくてはいけない。
    結局のところ、最終的には「人」につながっていく。
     
    何故、「人」にフォーカスされた哲学に育って行ったのか。
    やはり、僕は人に恵またからに他ならない。
    そこへの感謝の気持ちから育って行ったように思う。
    そういったマインドを育ててくれた親に感謝したいところである。
     
    哲学を示し、その哲学に愚直にトライする姿は、その人の生き様でもある。
    結果的に、それが個人のブランドとなり、認知をされる。
     
    社員に投げかけた「君の哲学はなんだ?」という問いに真剣に向き合って欲しいものだ。
    そして、自分自身のブランドを築いて欲しいものである。
     
    今こそ、哲学を示そうじゃないか。
     
    ちょっと硬いかな(笑)。

    その他の記事

    石橋の手帖一覧

    • Facebook
    • Instagram
    • Pinterest
    • Youtube