石橋の手帖

2020年6月6日(土)

    『自分だけの空間』

    最近、防音室を施工することが多い。
    楽器の演奏を始め、音楽を聴くなど。
    それぞれの時間をそれぞれの場所で過ごす。
    お子さんのピアノのレッスンやバイオリンのレッスン。
    趣味のギター弾き。

    これは贅沢なのか?
    いやいや贅沢なんかではない。
    家って本当はそう言う場所であって欲しい。

    家族それぞれに居場所があり、心地よい空間がある。
    それがベストです。

    ぼくもかつて設計をしていた頃には、こういったご要望や夢を大切にしてきました。

    今家に求められていることは、「居場所づくり」なんだと思います。

    「木の家」と「音」は元々相性がいい。
    ピアノもギターも木で出来ている。
    吸音性に優れているからこそ、低音から高音まで、音をまろやか?にする。
    だから、音楽ホールや学校の音楽室の内装には木が使われています。

    楽器の大敵である湿気と乾燥についても、木と漆喰の調質性がかなり補完をしている。
    もちろん、空調の管理はとても大事で、エアコンや換気扇は必須になる。

    しかし、防音室の設計と施工には一定の知識と経験が必要。
    そこのところは、断熱を得意とする僕たちは防音も得意となる。
    スキマを作ってはならない断熱と防音もまた親和性がある。

    お客様からの声からも、その素晴らしさを感じる。
    「音が全然良い!」
    「音の反響が良いのでは!」
    「プライベートルームとしてはとても居心地が良い。」

    面白いのが、防音室以外の木の家の空間も同様に音が良いと言うことを、お客様の声から確認をしました。
    「オーディオルーム以外の部屋も同じ。」
    「テレビでYouTube流しても音が良い。」
    と言った声。

    コロナ渦で、家に長くいるからこそ、良質な音に耳を傾けたり、思いっきり音を楽しんだり、レッスンをやったり、しても良いと思います。
    今こそ、昔持った夢を実現しても良いのではないでしょうか?

    防音室おススメです。

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