石橋の手帖

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2020年6月11日(木)

    『今こそパッシブの故郷へ』

    全社員でOM本社の地球のたまごにお邪魔し、飯田社長を始め、OM社員の皆さんのお話を伺ったのが昨年の10月4日。
    その場で、全社員の前で契約を締結しました。

    OMに入会する理由は、
    実のところ設備などではなく、OMの哲学、思想、理念。

    この哲学が我々の考える哲学と親和性があり、かねてから多方面でお誘いを受けていました。
    奥村先生の基本理念や考え方をお聞きし、間違いはないと感じました。

    飯田社長には事前に、
    『設備機器の説明は一切しないで欲しい。
    我々が聞きたいのは「OMの哲学」である。
    OMがOMである理由を社員に聞かせたい。
    熱量を上げて社員に訴えかけて欲しい。』
    と、相当無茶なリクエストをお願い。

    全社員がその哲学、思想、理念に納得し、共感と共有をしたようです。

    という事で、全社員の前で契約を締結。

    これって前代未聞かもしれません。
    しかし、この意思決定には「全社員の理解」が必要でした。
    全社員が見守り、全社員が納得して取り組む。
    ひだまりの未来への第一歩の当事者であり、立会者である。

    今期、再構築・再定義が私の会社のテーマです。

    これまで取り組んできた、パッシブデザインや国産材の木材、
    吉田圭二先生から指導を受けた広がり間取り、
    地球環境に負荷のない素材などなど。
    こう言った基本思想を今一度見直し、再構築する。

    その為に、OMの哲学の力を借りる。

    実は、20年以上前にOMとの付き合いがありました。
    その時のOMは活動的で、革新的な団体でした。

    パッシブの考え方や家づくりの本質をOMから教わったと言っても過言ではありません。この期に及んで、OMと親和性があるというのは、ひだまりの源流にはOMの精神が宿っているからです。

    OMが発行する書籍は僕の教科書でもありました。

    家づくりそのモノを再定義するにあたって、故郷に戻った感覚です。
    住まいとは何か。
    を、色々な方のお力をお借りして再構築して参ります。

    そして、ようやくOMの1号棟が完成します。
    6月27日に完成見学会をします。
    2号棟も追って完成します。
    長らく愛されてきた岐阜モデルハウスもOMを搭載するリフォームを行い、7月末には公開します。

    太陽と共に過ごし、
    太陽と共に生きる。

    そんな原点に帰りつつ、皆様にご提案してまいります。

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