石橋の手帖

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2024年5月30日(木)

    『施工品質で優秀賞!!』

    昨日、大阪市中央公会堂にて、Japan Housing Quality Award 2024(ネクストステージ主催)の表彰式でした。
    そこで優秀賞をもらいましたぁ~!!
     
    このアワードは、建築現場の品質を10回の監査にてスコアーの高い物件を表彰するものです。
    全国の施工品質に自信を持っている工務店がエントリーしています。
    僕は、これまで施工品質において、相当なこだわりを持っており、この賞を頂けた事が心底嬉しいんです。
    早速、大工の高木棟梁に電話をし、受賞を喜び合いました。
    設計図書がどんなに素晴らしくても、現場がルーズであり、監理(管理)がルーズであれば決して良い家は出来ません。
    しかし、この施工品質においては、評価する場がこれまでなく、監督や職人たちが脚光を浴びる事も多くありません。
    設計が花形ならば、現場は裏方。
     
    その裏方である、「監督や職人に光を!評価を!」という願いはずっと抱えていたこと。
    だから、本当に嬉しい。
     
    現場は生き物です。設計担当者が想いを込めて描き上げた図面。その想いを汲み取り、意図を理解し、監督や職人が実現をする。一方で、図面通りにいかない場合もある。そこで真価が問われる。
     
    一方で、人間が手と道具でつくる「ものづくりの住宅」だからこそ、ミスや間違いも起こる。その際に重要なことは、そのミスや間違いを発見できるか?である。早期に発見できれば、是正ができる。この是正が重要。
    当然に是正がないことが一番であるが、是正を正すことはものすごく重要です。
    尚、標準施工手引書などが無い場合は、何が正しく、何が間違っているのかもわからない。
    正しい施工の基準があってこそ、チェックができる。ネクストステージの調べでは、この標準施工手引書がない会社が50%以上だそうです。
    今回のアワードで最優秀賞を獲得した会社は、その是正が一つもない物件でした。
    脱帽でした。うちの物件は、2つほどの是正があった。
    どこかでよくやっていると、満足をしていたのかもしれない。。。
    これまで、品質にはそれなりの自信があったものの、まだまだ上には上がいる。を目の当たりにして、次のステージが見えました。
     
    それでも、全国の施工品質に自信のある工務店の中で優秀賞を取れたことは、我々が全国のトップランナーの1社であるこの証明になる。監督や職人たちを誇りに思う。
    本来、住宅の高品質は、そこに住む家族の安心と安全の1丁目1番地のはず。
    デザインや性能がもてはやされるこの業界ですが、本来、最も重要なことは品質であるはず。そうあって欲しい。
    どんなにカッコいい家でも、耐震性が低ければリスクでしかない。
    耐震性は理屈上の理論で安全を担保するものではなく、施工品質が担保するものであるはず。
    断熱性能などの性能値も同様。数値が良い(高い)のが良い家なのではなく、正しい施工をしている家が良い家である。
    高い施工品質なくして、お客様の安心・安全は提供できない。
    だからこそ、僕は設計と施工の一体型の工務店でありたい。と思っています。
     
    こんな当たり前の事が、実は当たり前ではないからこそ、声を大きくして言いたい。
    施工品質は最も大事である。
    そこがお客様の判断軸の一つに入って欲しい。
     
    今後、全国NO.1を目指してみます(笑)

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