石橋の手帖

2024年3月12日(火)

    『郡上の森へ』

    毎年、新卒採用で選考を受けている学生さんを郡上にお連れします。
    我々の基本的なベースの部分である、「森を守る」という理念に触れて感じてもらう為です。
     
    森では、手入れをされている「明るい森」と、手入れをされていない「暗い森」を見比べてもらいます。
    見ればわかります。
    明るい森には、下草が生え、空気も澄んでいます。
    一方で、暗い森は、木が細く、下草がなく、地面がむき出しです。
    空気もどよんとしています。
     
    今なお、日本各地の森は、暗い森が多くあります。
    使われずに、放置された森林は、悲鳴を上げているかのように訴えかけています。
     
    最新の木材自給率は40%前後のようです。
    一時は、18%まで下がっていました。
    随分と回復したようにも映りますが、それでも60%は外国の木材が使われているのが現状です。
     
    もっと日本の森の木を。
    もっと岐阜の森の木を。
    使って欲しい。
    そんな想いで、家づくりをしています。
     
    その本気度を学生さんに触れてもらう為に、毎年必ず森に行きます。
    ひだまりで働く新卒のスタッフは、全員がこの森のツアーを体験しています。
    今年もそんな季節。
     
    しかし、今年はあいにくの雨・・・。
    それでも、感じることは多くあったようです。
     
    森を守る。という基本理念に共感し、共有してもらえたらそれで十分です。
     
    それにしても、今日は寒かった・・・。
    風邪ひかなかったかなぁ。。。
    ちょっと心配。

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