石橋の手帖

2024年1月25日(木)

    『水になる』

    3ヶ月に一度のひだまり根っ子塾が開講されています。
     
    主任クラスの根っ子塾での中で、工事の品質管理を業務とする宮田君が発した言葉はうれしかった。
    「僕は、防水紙の検査をする際には、水になるんです。水になると、その道が見えます。」という話。
     
    防水検査は雨漏りなどの原因をつぶすためには、とても重要な検査。
    施工方法を間違えれば、将来にリスクを抱える。
    また、1㎜の穴は大きな水の道になる。タッカーの穴も許してはいけない。
    それほどに、慎重な検査が必要。
    その品質の検査をする宮田君の発言は、チェックマンとして素晴らしい心構え。
    また、彼の成長を感じ、心が踊る面持ち。
    12年もの間、毎回講師をしてくださっている虫明先生もその成長に心底嬉しかった事と思います。
     
    宮田くんに限らず、この3ヶ月毎に行われる根っ子塾で成長を感じる事が多く、継続のする底力を感じます。
    このあと、続々と届く報告書を読むのが僕の楽しみ。
    どんなアウトプットがあるのか?
    何を感じたのか?
    で、どうするのか?
     
    ノウハウやハウツーではない、自分の本質と向き合い、人の本質に触れる時間。
    こういう時間こそが、上質な時間だと思います。

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