石橋の手帖

2023年9月23日(土)

    『若人よ励め』

    昨日まで、松下政経塾の44期生の桶屋誠人君が約1ヶ月間、インターンに来ておりました。
    まだ27歳という青年。
    将来は政治家になり、日本の科学技術の発展に貢献したいとのことです。
     
    松下政経塾とは、松下幸之助翁が生前に設立した、未来のリーダーを育成する為の塾です。これまでも多くの政治家や経営者、経済人、文化人などを輩出しています。
     
    彼は政経塾で経営理念の大切さを学んだそうですが、理論ではピンとこず、実践の場で確認をしたかったそうです。
    そこで、経営理念経営を実践している、ひだまりほーむに白羽の矢が立ったとのことです。
    約1ヶ月間、徹底的に理念に触れてもらいました。
    丁度、弊社は期首期末であり、振り返りや方針など、1年で最も理念に触れる時期です。
    先日の9月1日に開催された方針説明会は、彼の目には異常にも見えたそうです。
     
    彼に最も伝えたかったことは、松下幸之助翁が政経塾の塾生に最も伝えたかったであろう「人間大事」を根底においた考え方。政治家であれ、経営者であれ、いち社員であれ、根底には「人間大事」の精神が重要であります。
    そこから「感謝」が生まれる。
    この感謝の気持ちこそが、彼に最も足りない事である。と、初日に気づき、1ヶ月通してその部分を徹底的に鍛えることにしました。
     
    初日は大丈夫か?と思った彼も、少しは「まとも」になったかな(笑)。
    私に限らず、関わるスタッフが真正面から向き合ってくれました。その光景が微笑ましくもあり、心強くもありました。
     
    最後のアウトプット気づきのプレゼンは、若手の鈴木と中堅の中川が遅くまで付き合ってくれたそうです。
    素晴らしいアウトプットとなりました。
    感謝の心を持って、人に接していくとの宣言もありました。
     
    この先、まだまだ多くの人に揉まれることでしょう。しかし、熱い思いで乗り越えてくれる事と思います。
     
    そして、松下幸之助翁が最も大事だと仰った「愛嬌」が彼にはあります。
    これまでもたくさんの人に助けられたことでしょう。
    きっと、これからも助けられる事と思います。
    彼を見ていると、愛嬌がいかに大事かという事が分かりました。
     
    将来、日本の科学技術の発展へ貢献して下さい。
    頑張れ桶屋。
    陰ながら応援していきたいと思います。
     
    松下政経塾 https://www.mskj.or.jp/

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