石橋の手帖

2023年9月27日(水)

    『想いの共有』

    第42期ひだまりほーむグループの経営方針説明会が無事に終わりました。
    短い時間ではありますが、今期への想いをお話しさせていただきました。
     
    スタッフには事前に裏テーマを投げかけていました。
    その裏テーマは「想いの共有」という事です。
    参加された方々に想いを話し、我々の想いを共有してもらうことが裏のテーマ。
     
    僕のパートが終わり、会場後方よりスタッフを見ていましたが、みな真剣に、緊張感を持ってこの会に挑んでいるこが、背中越しに分かります。
     
    10人の社長(=10の会社)をつくるという、僕の野暮ともいうべき大きな夢が、少しづつ前進をしています。
    現在、グループは5社となりました。その他にも、いずれ分社化することを想定した事業がスタートしています。
    それぞれに、各部長が事業責任者として配置されています。
    経営者への第一歩を踏み出したこととなります。
    このことは同時に、ひだまりほーむグループが、新しい世界へ踏み出したことにもなります。
     
    僕の最大に仕事は、当事者意識の持つ、責任と自立をした社員の育成にあります。
    その社員がいずれ経営者となり、それぞれの会社をグイグイと引っ張っていく。
    その為に、リーダーとしての正しい思考を見せてきたつもりです。
     
    とはいえ、言うは易し。
    やって見なければ本当の事は分からない。
    これが現実であり、真理です。
    その意味で、ようやく、やって見るステージに立ち始めました。
    まだまだ脆弱であり、心細い柱ばかりですが、数年後にはこの細い柱が太く逞しい柱になっていることと思います。
     
    御出席者の皆さんには、そんな空気を感じ取っていただけたら大成功です。
    緊張感から解放され、心地よい疲れが残っています。
     
    改めて、今期も頑張ります。
     
    一番伝えたいMESSAGEを転記します。
     
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ひだまりほーむグループの使命は、社会に貢献することである。
    企業は公器であると、松下幸之助翁は残しました。
    まともな企業が残らなければいけない
    その為には、
    まともな商売をする必要があり、
    まともな商品が必要である。
    その為に一番重要なことは、
    まともな人材である。
    よって、人をつくることは、公事であり、社会貢献である。
    そんな風に考えています。
    また、建築現場は環境を作り、街をつくり、街並みをつくる。
    そして、そこに住む方々のコミュニティをつくる仕事である。
    お客様を育成することの意味はここにある。
    まともなことは何なのか?をお知らせする必要がある。
    環境問題やごみ問題、地域との関り方など、
    一見、住宅屋には関係の無いことを、我々はお客様にお伝えする必要がある。
    建築の工事現場は、建築の公事で現場あると言える。
    だから、現場はキレイにしなくてはいけない。
    そんな風に考えると、我々の仕事の本質的意味は変わる。
    ビジネスである以上、キレイごとだけではなく、売り上げや利益も重要である。
    しかし、それ以前に、誇り高き志を失ってはならない。
    住宅業界は、今未曽有の危機とも言える。
    商売の上手なモノが勝ち残るかもしれない。
    決して商売の上手くない、極めて不器用な我々は、我々らしく勝ち残りたい。
    その為に、5~6 年ほど前より、新築依存体質からの脱却を図りたく、事業のポートフォリオを変えたく思っている。
    リノベーションや医療福祉建築、無印の家を始め、人材育成事業や不動産事業、外装事業、そして飲食部門と、矢継ぎ早に展開をしてきた。
    おかげさまで、当初新築9:他1だったポートフォリオは、売上を伸ばしながら、昨期6:4にまで成長してきた。
    僕の考えが正しいかどうかはわからない。
    しかし、ひだまりほーむグループが今の世に必要である。と信任を受けるまで、愚直にチャレンジしてまいります。
    どうか、皆さんのお力をお借しください。
    スタッフ一同は、そこに向かって本気になり、汗水をたらし、時に涙を流しながら頑張っております。
    1 件の受注はその結晶であり、1 件の現場は希望です。
    今期もひだまりほーむらしく、また、私らしく、必死になって頑張ります。
    どうぞ、今期もよろしくお願い致します。

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