石橋の手帖

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2023年9月13日(水)

    『大垣展示場よ、ありがとう』

    2012年3月にOPENした大垣展示場が今月を持って閉店をすることとなりました。
    11年間、たくさんのお客様を繋いでくれた思い出深い展示場です。
     
    3年ほど前から「脱総合展示場」を掲げていました。
    総合展示場とは、住宅公園という言い方をするケースもありますが、大手ハウスメーカーなどと一緒に展示場を運営をする集客のための場所です。
    ひだまりほーむにとっては、初めての総合展示場という事で、色々な苦労もしました。
     
    総合展示場は毒薬である。という表現をする同業者の方も見えます。
    毒薬であるという意味は、集客において、努力をしなくなる。という事です。
    集客は総合展示場の本体が行うものであり、個々の会社が行う物ではない。という意味のようです。
     
    脱総合展示場を掲げたのは、大垣展示場のOPEN前より進めている「ベストフレンド戦略(旧ビレッジ戦略)」の強化の為です。
    総合展示場は、不特定多数へのビジネスの典型です。
    この不特定多数へのアプローチはマスへのアプローチになります。
    広告や雑誌、TVCMなどと同様です。
    僕は、特定された多数の方と商売をしたい。
    ここに本質的な価値を見出しています。
    その意味において、大垣展示場の役割を終えたことになります。
     
    そうは言っても、この大垣展示場でご縁を頂き、今ひだまりの家に住んでいただいているオーナーさんがたくさん見えます。
    思い入れもありますので、寂しい気持ちも多くあります。
     
    今日は、そのご縁を頂いたオーナーさんを招待し、サヨナラパーティーを開きました。
    43組140名のオーナーさんが参加くださいました。
    想い出話に花が咲きます。
    大垣展示場が、愛されていた事を実感しました。
     
    大垣展示場でご提案したかった「庭屋一如(家と庭は一体である)」は、今後も、お客様に説いて参りたいと思います。
     
    11年間、本当にありがとう。

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