石橋の手帖

2023年5月21日(日)

    『ドロー』

    今日がプロデビュー戦の杉田ジム所属の小島辰哉。
    結果はドロー。
     
    1.2ラウンドは劣勢に立つことが多く、ポイント的には不利。
    エンジンが掛かったのが3.4ラウンド。手数が増え、確実にパンチがヒットする。
    良く持ちこたえた。素晴らしい。
    日頃の練習の成果であろう。
    派手ではないが、泥臭く前に前にという姿勢は会長の竜平さんのようだ。
     
    これまでも多くの若者のデビュー戦を見届けました。
    僕は経験したわけではないが、デビュー戦は緊張というよりも恐怖を感じることとも多くあるように思う。
    辰哉はそこを克服し、諦めずに泥臭く前進できるボクサー。今後に期待したい。
    がんばれ。
    杉田ジムのいちスポンサーとして、陰ながらバックアップします。
     
    今日のメインは田中恒成の再度世界へチャレンジする前哨戦。
    相手はコロンビアのカリージョ。田中恒成が唯一敗北した井岡とも戦っている現役世界ランカー。
    見ごたえのある試合でした。
    田中恒成のスピード感は相変わらず流石の一言。しかし相手も世界ランカー。負けていない。
    観客が息を呑み、静まり返る会場が印象的。
    ポイントでは有利に運んでいたように思うが、最終の10ラウンドにTKOで幕。
    これで世界へ再度挑戦かな。
    田中恒成ももう一度花を咲かせてほしい。
     
    ボクシングは惹きつけるものがある。
    リングに立つまでの猛烈な努力。
    また、ボクサーは色々なモノを背負って一人で戦う。
    家族、仲間、支援者たち。
    そこにドラマがある。
     
    自分を彼らに投影したりする。
    休むな。前に出ろ。
    今だ。行けー。
    そんな掛け声は自分へのエールだったりするのかも知れない。
     
    次は6月18日に修誠の試合が刈谷にて行われる。
    頑張れ修誠。
    あと一月、猛烈に練習を積んで欲しい。
     
    ※竜平さん写真もらいました!

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