石橋の手帖

2023年4月12日(水)

    『命日』

    2005年4月12日 享年70歳
    あれから18年。
    18年前の今日、父が他界した日です。
    もう18年が経つ。時が経つのは早い。
    あの時僕は31歳だったんだ。。。
     
    命日には、こうして父を思い出す。
    色々な思い出や笑顔が脳裏に浮かぶ。
    それを思い出させる為の日が命日ですね。
     
    父は、酒飲みで、若い頃は銀座のキャバレーに毎日のように通ったと聞いています。
    乗っていた車は、キャデラックのオープンカー。
    結構派手な人でした。
    晩年は、森下の「魚三」という居酒屋に毎日繰り出していました。
    今もあるのだろうか?
    まだ幼い僕も何度も連れていかれました。
    デカい徳利が印象に残っています。
     
    そんな父は、酔っぱらうといつも「大きくなれ」と、檄を飛ばしてくれていたように思います。
    僕が九段高校に入学したときは、「九段の星になれ」と言っていたような(笑)。
    今だったら「岐阜の星となれ」と言うのかな?
    いや、「日本の星となれ」かもしれない(笑)。それくらいのことは言うんだろうね。
     
    恐らく、父の言いたかったことは、今いるその場所で光輝け!という事であったと、今更ながらに分かる気がします。
    まだまだ星にはなれていませんが、いつの日か、星になれるように頑張るわ。
    まぁ見守ってくださいな。
    今晩は、父の好きだったシュークリームとワンカップでも買って帰って弔おうと思います。
     
    ハチャメチャな父でしたが、今思い出す顔は「笑顔」です。
    素敵な笑顔だったな。
    僕も素敵な笑顔だったと、子どもたちに言われるような生き方をしないといけない。
     
    父の命日の日に、新たな決意を抱く。これも父からの教えなのかも知れません。
    ありがとう。
    まだまだ頑張るわ。
     
     

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