【防災情報】大寒波襲来にできる備えと対策
- お役立ちコラム
今週は近年にないレベルの強烈な寒波が襲来と言われています。
東海地方においても、25日(水)は最低気温マイナス3度近くまで冷え込む予定です。
ご家庭での十分な注意・対策が必要です。
事前の備えをお願いいたします。
停電した時のための備え
寒さ対策
毛布や防寒着だけでなく、石油ストーブやほっかいろと準備しておくと安心です。暖房器具の燃料も事前に多めに確保していきましょう。
照明の確保
懐中電灯やヘッドライト、ろうそくなどこの機会に確認しましょう。
電源の確保
携帯やモバイルバッテリーの充電を満タンにしておきましょう。
凍結を防ぐには
蛇口・水道管の保護
屋外の立水栓やむき出しになっている水道管は、外気に晒されていて凍結しやすいです。
外気から水道管を守り、内部の水の温度を下がりにくくなる対策をしてください。
直接冷たい空気が当たらないように、保温材・布きれなどを巻き付け、その上からビニールテープなどを下から上へ巻いてください。
ホームセンターにて専用の保温テープや断熱材、凍結防止用のヒーターが販売されています。
立水栓の場合、乾いたタオルを蛇口に巻き付けバケツを上からかぶせておくだけでも凍結の対策として十分な効果が得られます。
メーターボックスの保護
メーターボックスの中には、布きれや新聞紙などをビニール袋に入れて、ボックス内に詰めておくと効果的です。ただし、メーターの検針ができるようにしておいてください。
冬は特にメーターボックス内に水が溜まらないようにしてください。溜まった水は、抜き取っておいてください。
水を出し続ける、もしくは水抜きをする
蛇口の水を出し続けることによって内部の水が常に動いている状態になり、凍結を防ぐことができます。
この際、ポタポタと雫が落ちる程度では予防効果が期待できません。
一筋の細い線になる程度(イメージ的には鉛筆の芯くらい、およそ5〜8mm程度)の水を出すのが安心といわれています。
お風呂や、洗面台、キッチンなど生活する上で必要な場所の水は出しっぱなしにしておきましょう。
もしくは、水抜きも比較的簡単な手段です。水道の元栓を閉めて水道管内の水を出し切ります。
水道管の中を空にしておけば凍る水が無く凍結はしません。寝る前に水抜きをしておけば夜中、明け方の緊急事態を防ぐことができます。
給湯器やボイラーに止水栓や水抜きがついていますので、お住まいの止水栓の場所と併せて確認をお願いします。
水道管まわりの水滴は拭いておく
蛇口に水滴がついていると、蛇口が凍ってしまう可能性があります。
屋外にある蛇口や室温の下がる場所にある蛇口は拭いておくようにしましょう。
給湯器の自動凍結防止機能が活用できる状態にしておく
給湯器には自動凍結防止機能がついているものがあります。
お使いの給湯器によって発動条件が異なりますので取扱説明書の確認をお願いします。
もしも凍結してしまったら
熱湯は絶対にかけない
蛇口や水道管に直接熱湯をかけると破裂することがあります。
凍った部分をタオルで包み、その上からぬるま湯を気長にかけてください。
メーターボックス内の水道管の場合は、メーターの両側にある水道管をタオルで包み、その上からぬるま湯を気長にかけてください。その場合、メーターには絶対にお湯をかけないでください。
もしくは自然に溶けるのを待つのも安心です。
雪が積もったら
給湯器の給気口・排気口の雪を取り除く
積雪により給湯機器の給気口が閉塞された状態で機器を使用すると、不完全燃焼や異常着火が発生し、事故や故障の原因となります。
またガスの逆流のおそれもあり非常に危険です。
積雪時には給湯機器を使用する前に給気口・排気口が雪によりふさがれていないか点検・除雪してください。
※使用中や使用後しばらくは排気口付近が高温になっていますので注意してください。
食料やそのほか必要品の備え
食料の確保を
万が一外出ができなくなったときのために多めに食料を購入しておくと安心です。
また、停電や水がでなくなったときのことを想定して、カセットコンロや飲料水、すぐに食べられる食料を用意しておきましょう。
持病の薬や子どものおむつなど必需品
除雪作業のスコップ
雪がふってからでは売り切れる可能性があります。
万一に備え十分すぎる対策をお願いいたします。
また、凍った道路の歩行や車の運転、除雪作業など
過信せず、気を付けて行わなければいけないですね。
備えと対策で大寒波を乗り切りましょう。
お問合せ先
オーナー様で万が一被害が遭われた場合は弊社のアフターメンテナンスまでご連絡ください。
■お電話でのお問合せ TEL:0120-79-5517
■HPからのお問合せはこちら
また万一水道管が破裂した場合、お住まいの自治体の水道事業部までご連絡をお願いいたします。