小学校にて「森の木の教室」出張授業
- スタッフブログ
みなさま、こんにちは!
先日、郡上白鳥小学校にて「森の木の教室」出張授業を行ってきました。
ひだまりほーむの「森を守る」という理念の下、
未来を担う子ども達に、森の現状・大切さを伝えたいと、
10年以上前から子ども達への環境教育をCSR活動として取り組んでいます。
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近年は小学校での出張授業を行っており、
今年は白鳥小学校を含めた3校にて出張授業を行いました!
まずは大和町古道の郡上市有林へ
バスから降りると、普段の生活の中では森の中に入ることがあまりない生徒さんたちが、
「耳を澄ますと木の葉っぱが揺れる音がする」
「小川の音がする」
「鳥の鳴き声が聞こえた」
「とっても気持ちがいい」
など、五感で感じたことを次々に話している姿が印象的でした!
山を1時間ほど歩き、手入れされた森と荒廃している森を見比べてみると、その違いにみんなが驚いていました。
手入れされた森の樹齢80年ほどの杉の木をみて、太い、周りが明るい、下草が生えていると気づいたり、
荒廃した森では、木が細い、暗い、太陽が当たってないと、自分たちで感じ取ったことを話していました。
また、木の畑である「人工林」と広葉樹が多い「天然林」の違いも学び、
普段、学校や家から眺めている山も、いろんな種類の森があることを知ったという感想もありました。
↑写真のように学んだことのメモを沢山書く姿が見られました。
その後、長良川木材事業協同組合へ。
まずバスから製材工場へ降り立つと、「とってもいい匂いがする!」と木の香りに感動する声があちこちから聞こえてきました。
県内外から集まってくる大量の木材に圧倒されながら、その目の前で木材に関するレクチャーを開催しました。
すべて機械化された製材工場と、木の皮までもバイオマスエネルギーで使用し、余すことなく使うことができる木材の魅について、
長良川木材事業協同組合の神垣さんに語ってもらい、実際に木材の断面に触れその感触を味わいました。
また、同じ白鳥町にこんな大きな製材工場があることを初めて知り驚いた、という感想を持った子もいました。
その後は小学校へ戻って給食後に振り返りをし、班ごとに、郡上の森にいま自分ができることを話し合ってもらいました!
郡上市有林でも製材工場でも熱心にメモをとってくれていたみんなは、自分なりに感じ取ったことを沢山発言してくれました。
・みんなに、木をつかわなければいけないということ壁新聞やポスターにして知らせたい
・物を買うときに、木でできているものを買う
・木を育てて売り、また苗にして植えたい
など、さまざまな意見がでました。
まずは家にかえって、お母さんに伝える、と笑顔で元気に話してくれて嬉しかったです。
ひだまりほーむ、鷲見製材の故郷は郡上です。
私たちも県産材を使用した住まいを作ることで、地元の森に貢献したいと思っています。
一方で未来を担う子どもたちも、木を使うことが森を守ることにつながり、空気や水を守ってくれている感謝の気持ちや、ふるさとへの愛着を育んでほしいと思い今回この森の木の教室を企画しました。
これからも全国2位の森林率を誇る岐阜県でもっと多くの学校で、森と木の勉強ができたら、と考えています。
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