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『批評と批判』

『批評と批判』

  • 社長ブログ

コロナ禍において、どうも、「批判家」の人が多くなっているように感じます。
何かにつけては噛みつき、それでストレスを発散しているのかも知れない。
SNS上でも、そういった記事やコメントを多く見ることもあり、少し、嫌気もさしてくる。
ヤフーコメントなんて。。。

 

一方で、「批評」という似た言葉がある。
僕は、この批評は大切だと思っている。
特に、建築に関わる身としては、この批評家精神を忘れてはいけない。
建築がアートの世界に通じるゆえんだとも思う。

 

しかし、批判と批評はまったく違うと思っています。
正確な違いは帰っとあるんだろうが、あくまでも僕なりに整理をすると、

 

批評には「愛がある」
批判には「愛がない」

 

批評は受け止めての意見
批判は受け止めずに否定

 

批評は自分の意思
批判は意思ではなく文句

 

こんな感じかな。

 

批判には愛がないんですよね。
相手にも、社会にも、愛ではなく憎しみにも似た何とも言えない感覚。
ただ否定するだけで、聞いていても、見ていても気持ちが良くない。
だから、最近の僕は距離を取る。

 

僕は批判家にはなりたくないな。
批評家であれ!
と思っている。