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家づくりは「手段」であるべき

家づくりは「手段」であるべき

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久しぶりのブログ更新です。

最近、同期で工事部の石井君からふと、

「ここ最近、こどもって言葉が髙橋君から増えたよね。」

と言われて、改めて考え直し、

確かに、以前までは「岐阜の森のため」「地域のために」といったことが、私の仲での住宅づくりを行う主語でありましたが、

最近は、その想いよりも「こども達に対する責任」といったことが、主語になってきたなといった心境の変化があることにしっかりと気づけました。

 

◆なぜ「こども達に対する責任」

自分に家族ができたこと、娘が2人いること。ももちろん、影響があるとは思いますが、

これまで、ご縁をいただいたお客様のお話を聞く中で、家づくりの目的は、家の所有ではなく、

「今の暮らしをより楽に、楽しく時間を過ごせるようにしたい。」

「こどもが、のびのび育ってほしい。」

といったことが、目的になっていたこと。

そして、その先のことまで、本気で考えてひだまりほーむを選択いただくこともあったなと思い、

大切なことだと改めてしみじみ感じました。

「今の自分たちが幸せだったらいいよね。」のための、家づくりよりも、

「今の自分たちも幸せだし、この先も幸せが継続できたらいいな」

そんな想いがあるのが、自身がお手伝いしている家づくりだと思います。

だからこそ、

この先の幸せが継続=こども達に対する責任 と捉えて、

そんな、解釈が自分的にしっくりきたのが、私の主語が変わった理由だったりします。

 

◆責任の果たし方として

「こども達に対する責任の果たし方」というと、少し重いかもしれませんが、

少なくとも、大勢の方は「誰かのために~」といった文脈で、何かをしている、したいと思っているはず、

その中で、自分が関わる住宅については、下記の責任の取り方として考えられます。

 

【国産材の活用】

木材が多く使われる住宅だからこそ、できるだけ国産材を使用して、森への還元に寄与する。

それが、将来の森の環境保全につながり、こども達が大人になってからの環境を整えることへ寄与する。

 

【長寿命な建築を残しておくこと】

スクラップ&ビルドの循環ではなく、使える建物を残すことで、将来のこども達は住宅新築といった選択で、住宅ローンという借金を背負う選択をすることを減らしていく。

 

【健康的に過ごせる環境を残すこと】

健康的に過ごせる環境は、これから成長するこども達への心身の健康へ寄与する。

また、今の自分たちの健康を守ることは、今~老後までの健康へ寄与する。

こども達にとっては、親が健康でいてくれることは、心配事や介護問題、孫の面倒を見てくれるなど、様々な良さが生まれてくる。

 

【長寿命なデザインを残すこと】

こども達が大きくなったその時でも「いいデザイン」であれば、より幸せな暮らしへつながること

 

【想いを残すこと】

こどもの頃は気づけないかもしれないけど、いつか「親に愛されている証拠」のモノとして、家は最大のモノになる。

その想いを残すことで、その先も同じ想いで過ごしてくれるかもしれない可能性への寄与。

 

 

まだ、未確定なこども達の将来への勝手なお節介だし、

こども達、家づくりについても様々な考え方があるのは承知してます。

ただ、今の自分にとって、家づくりのその先にある「こども達への責任」といった言葉が一番しっくりきたというお話でした。

 

家の所有も目的にしているのであれば、モノを購入するだけで達成します。

その先の、暮らしや未来の時間、こども達といったコトを目的に進む家づくりが一番楽しいし、

いい家ができる。強く想っていることです。

家づくりは、そんな目的の手段であってほしいし、

そこをお客様としっかりお話させていただきたいなと思っています!

 

以上、最近思っていることのアウトプットでした。

年末モードで、ますます日常が落ち着かなくなってくる時期ですが、

皆さま、健康第一でお過ごしください!

お付き合いいただきありがとうございました!

髙橋