『工夫』
- 社長ブログ
羽生善治さんの言葉に
「三流は人の話を聞かない。
二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。
超一流は人の話を聞いて工夫する」
という言葉があるそうです。
果たして、今の自分はどこに位置するのか?
僕自身は、若い頃から「良い大人」の方々と触れる機会が多かった。
若いが故に、良い大人の方々は、色々と僕に教えてくれた。
叱咤叱咤の時も数えきれないほど多く経験し、その中には今では理不尽とも思えることもあった。
しかし、何も知らないコトが幸いし、その一つひとつ、一言一言を受け止め、
相手が何を求めているのか?
何を伝えたいのか?
を常に考える習慣が身に着いた。
僕の「素直バロメーター」は、相手の話を受け止めれるかどうか?だったりする。
素直に受け止められない時の僕は不調。
素直に受け止めれる時の僕は好調。
そんな具合である。
また、良い大人の先輩方から、
「聞いただけでは何もならない。で、お前は何をやるんだ?」
といつも問われていた。
宣言もさせららた。
だからやらざるを得なかった。
おかげで、行動・実行することへの抵抗感はない。
多くの場合、良い話聞いた。で終わり、やった気になっている。
それが最もダメな行動であることを、良い大人の先輩方から教わった。
というコトは、羽生さんのいう所の「一流の人」へのアプローチを教えて頂いていたというコトになる。
この先の超一流との差は、そこに工夫があるかどうか?
自分なりに理解し、やってみて、振り返り、もっと良くする為の修正する。
ここに工夫が生まれる。
さて、最初の問いである。
果たして、今の自分はどこに位置するのか?
まだまだ出来ることはたくさんある。
超一流への道には、まだまだ修行が必要。
羽生善治九段 対 藤井聡太五冠の王将戦。
実に興味深い。
52歳の羽生さんは長年にわたり、将棋界をリードしてきた。
そこは、工夫の繰り返しだったんだろう。
今なお、その繰り返し。
現在、2勝2敗。
勝負の行方を楽しみにしている。
尚、良い大人とは、愛を持って接して頂いた諸先輩方です。叱咤叱咤とムチの嵐。
今の時代だとNGかも知れませんが、僕の基礎土台を作ってくれました。
感謝しかありません。
写真:時事通信