新入社員の自己紹介を聞いていて
気づいたことがあります。
今年の7名全員が、入社動機で
「ひだまりほーむに入社することとしました」
「ひだまりほーむに決めました」
というフレーズが入る。
恐らく、これまでもそうだったのかもしれないが、
今年初めて気づきました。

 

これって凄いことだと思うんです。

 

一般的には、採用を決めるのは企業。
確かにその通りですが、
うちの新入社員は、企業側が決めているのではなく、
「自分で決めた。」という、自己決定の意思がある。

 

彼らには、最後は自分で決めるように
就職活動中にも話してきました。
採用は、相思相愛でなければ成立しない。

 

自分で決めて就職している人が
どれくらいの数いるのか？
正確なデータは見たことがない。
想像するに、多くはない気がする。

 

自分の意思で入社を決めている。
この後の人生においてとても重要なことだと思う。

 

入りたい。
入れて欲しい。
お願いします。
ではない。

 

実は、僕には苦い思い出があります。
この学生はいい！と思った子に、
ぜひうちに来て欲しい。と、お願い？をし、
入社をしてもらったことがあります。
その子は長くは続きませんでした。
意思決定しているのは、本人ではなく、
別の人だからです。
この違いは大きい。

 

自分で決めたからこそ、覚悟が出来ている。

 

毎日が意思決定の連続。
誰かが決めるのではなく、
自分が決める。自分で決める。

 

とても大事なことを彼らから学びました。

 

この先も、毎日毎日が意思決定の連続。
やる。も意思決定。
やらない。も意思決定
進む。も意思決定。
撤収。も意思決定。

 

意思決定するときには、勇気も必要。
僕は、背中をそっと押す存在でありたい。