『20代はがむしゃらに』
- 社長ブログ
ふと、僕の20代ってどんなだっただろう?と、考えてみました。
ひと言で言えば、「がむしゃら」でした。
社会人になりたての頃は、毎日毎日深夜帰宅。
そこに違和感も全くなく、むしろ当然とすら思っていました。
鷲見製材に転職したのが25歳の時。
ここからの5年間は、絵にかいたように「がむしゃら」だった。
仕事以外のことはまったく眼中になく、日々仕事に明け暮れた毎日。
お陰で、その等に流行った歌やドラマも全く知らない。
当初、鷲見製材に入社したころは、営業マンとしての役割のはずだった。。。
しかし、まだ生まれたばかりの「ひだまりほーむ」に求められるのは、
営業だけではなく、設計や広報、工事マンまで、すそ野が広い。
大学は経済学部で、就職はハウスメーカーの営業。
設計なんて出来るはずもなし、木材もまったく知らない。。。
よって、仕事以外は、猛烈に勉強の日々。
設計スクールに通い、基礎基本を学び、やったことのないCADを見よう見真似で習得し、
現場については竹中工務店の現場管理の本をテキストに、現場でいちいち確認して自分の血としていく。
遊びに行った記憶もあまりなく、休んだ記憶もあまりない。
しかし、今になって思うのは、この当時、がむしゃらに脇目もふらずに過ごした毎日があったからこそ、
今踏ん張る体力と気力が養われた。
同じことを30代では出来まい。
ましてや40代では尚のコト出来ない。
20代の若い人には、自分をセーブせずに、限界を設けずに、
朝から晩まで、寝ても覚めて仕事を考える時間を持ったらどうだ?
と、問いかけてみたい。
今どきの考え方ではないかもしれないが、
今の頑張りが、必ず未来に役に立つ時がくる。
その時に備えるためにも、今、十分に体力強化を行い、筋肉をつけた方が良いと思う。
少しばかり若い人よりも先輩であり、先を歩いてきた者の提案です。
こんなことを書くと、体育会系とか、昭和とか言われそうですが、
令和の時代であれ、実のところ、基礎基本や本質は変わらないんだよね。