そんな家づくりが信条。
僕の基本的なスタンスです。
昔っから話していることですが、改めて。
家づくりをしているつもりはありません。
僕が作っているのは心豊かな人生。
その人生のフィールドであり、器が「住まい」。
そうありたいと願っています。
家づくりをしている会社は断熱や耐震、素材、設備機器などを話す。これらはとても大事なこと。軽んじるつもりは毛頭なく、家づくりにおいて当たり前のこと。
一方で心豊かな人生をつくる我々は、そこに心豊かな暮らしを付け加える。

 

何のための家づくりなのか？
それは人それぞれ。
家族のため。
自分のため。
子どものため。
その先には、
毎日を楽しく過ごしたい。
あんな人生を送ってみたい。
こんな子に育って欲しい。
という熱い想いがある。
その想いこそが大事で、その想いを実現することは、心豊かな人生につながると思う。

 

一方で、心豊かな人生を送るために、心豊かな暮らしがあり、その為に、心地よい住まいが必要になる。

 

心地よい住まいの為には、
季節を感じたり、
風を感じた入り、
雨を感じたり、
家族を感じたり、
暑さ寒さの対策を講じたり、
本物の素材に囲まれたり、
窓から見える景色を意識したり、
そう言った事が必要になる。

 

その全てはしっかりと当然につながる。
だから、断熱や耐震などを軽んじはしない。
むしろ、相当にこだわっている。

 

しかし、まずもって大事なことは、
どう生きるか、
どう暮らすか、
どう育てるか、
が大事。
ここを起点に家づくりをして欲しいなぁと切に願っています。

 

かつて総合展示場に身を置いていた時代、この住宅業界は当然ながら「家づくり」のみをしている会社が目立った。
それを否定するものではないが、
「家づくりから、人生づくりへ」
と言う選択をもっと多くの人に知ってもらう努力を続けていかなければいけない。

 

原価の高騰により、家をつくるということが難しくなってきて、厳しい環境に置かれているこの業界。
そんな今こそ、マーケットに問うて見たい。
家づくりを終わりにしよう。
心豊かな人生づくりにシフトチェンジしよう。

 

家はつくらない。心豊かな人生をつくる。
そんな選択の手助けをする会社でありたい。
僕の基本スタンス。