石橋の手帖

2022年10月14日(金)

    『商品力』

    ひだまりの最大の商品は何か?と問われたら、人である。と回答をするようにしてる。
    特に現場であり、職人が最高の商品である。
    ひだまりの職人は、みな技術だけなく、人間としての魅力が高い。
     
    どんなに良い設計図書があっても、結局は現場が左右する。
    僕も設計者として設計をしていた時代にそこを痛感した。
    特に昨今の高性能な仕様は、施工が鍵となるが、実のところ高性能な住宅の施工が甘いと言う話しは、現場の検査員から耳にすることがある。
     
    また、無垢材を扱うには、ものづくりへの愛や情熱、そしてポリシーが必要。
    よって、人間力が必要となる。
     
    その人間力を高める手段が現場キレイである。キレイな現場だからこそ、良い仕事が出来る。
     
    料理の世界と似ていると思う。
    詳細なレシピがあっても、再現する事は難しいように思う。
    また、汚いラーメン屋が旨いという節があるようだが、そんなわけがない。
    キレイなラーメン屋の方が良い。
     
    僕はそんな想いに応えてくれる職人達が誇りであり、最高の商品であると思っている。

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