石橋の手帖

2022年3月23日(水)

    『会話』

    最近、学生さんと話していて気づいたこと。
     
    1対1では良くしゃべる。
    が、集団では自分を出さない人が多い。
    という感じを受けます。
    コロナ過でリモートを中心とした
    コミュニケーションの取り方に慣れている。
    リモートは原則、複数の人が参加していても、
    話すのは一人。
    会話がクロスしずらい。
    その為だろうか、
    集団で会話がクロスすることが少なく、
    見た目的には大人しく感じてしまう。
    しかし、1対1での場面では、
    まぁ良くしゃべるし、元気。
     
    併せて、自信のない学生が多い。
    今に始まったコトではないが、総じて多い印象。
    これも、自信を持てる活動が
    不足しているのかもしれない。
     
    この春入社してくる若いモノも
    同じ傾向かもしれない。
    研修のメニューを考え直す必要がある。
    会話や食事を中心とした研修に変更が必要。
    取り敢えず、
    入社式後の昼食会を桜の木の下で弁当へ変更。
    この方が話しやすい。
     
    コロナで生活様式が変わったという事は、
    思考や行動も変わったという事。
    それ以前とは全く別の世界を生きてきたことを、
    我々受け入れる側は理解する必要がある。
     
    併せて、SNSを中心としたデジタルネイティブも
    大きく影響をしている。
    彼らのコミュニケーションの基本は文章であり、
    通信である。
    僕には想像できない世界観である。
    だからこそ、
    会話を中心としたコミュニケーションを
    仕掛ける必要がありますね。
    ポイントは、複数人で一緒に食事をとることかな。
    コロナ過で休止中のひだまり食堂を復活させます。
    早速先ほど社内に指示を出しました。
     
    会話をしよう。
    世間話をしよう。
    たわいもない話をしよう。
    無駄話大歓迎。
    そんな社内キャンペーンが今こそ必要です。

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