石橋の手帖

2021年8月10日(火)

    『灯をつける』

    平凡な教師は指示をする。
    よい教師は説明する。
    優秀な教師はやってみせる。
    最高の教師は内なる心に火をつける。
     
    教育者であるウィリアム・ウォードの有名な言葉。
     
    教師を社長や上司という言葉に置き換えてみる。
     
    人の心に火を灯すことは簡単ではない。
    ひと昔前ならば、勢いとノリで、一杯飲ませれば済んだ時代もあったように思う。
    しかし、今の時代は、そこに「意味・目的・目標」をコミットしなければいけない。
    その先に、夢があり、あり方があるように思う。
     
    現代のリーダーは、その意味や目的・目標、そして夢やあり方を一緒に考え、
    お互いにそこにコミットする根気が必要。
     
    人には、必ず種火が宿っている。
    その種火を大きくできるかどうかは、リーダー次第。
    その種火を「可能性」という。
     
    その時に、高温の熱意が必要。
    誰にも負けない、超高温の熱意が人を動かし、その人の心の種火が少し大きくなる。
     
    『最高の社長は、情熱をもって心の種火を大きくする。』
    といった感じかな。

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