石橋の手帖

2021年2月2日(火)

    『体験から経験へ』

    「1回の経験は、10回の体験に勝る。」

    そんな風に考えています。
    実のところ、「体験の数」を増やしても、経験値は増えない。
    だから、経験値を増やす必要がある。

    僕の解釈では、
    体験と経験の違いは、
    「振り返り」と「学び」の違いであると考えています。

    体験は振り返りやそこからの学びなく、ただ体験をしただけ。
    ココが抜けると、何度体験しても同じことを繰り返してしまう。
    同じミスをするというのは、残念ながら体験で止まっているから。
    一方で経験は、体験したことを振り返り、そこから得る学びにまで昇華すること。

    何も考えずに、ただ素振りを1000回やっても、思っているよりも上手にはなれない。
    それならば、ひとスイング毎に、次のスイングを修正すれば、100回で1000回の体験と同様。
    というあくまでもイメージ。
    その差は10倍。
    こんなに単純ではないけれども、イメージとしては10倍速。

    よく考えると、体験レベルでコトが過ぎてしまっているケースをよく見かける気がします。
    そんな人には、その体験から得るものは何か?と説いてみたい。

    よって、目指すべきは、
    経験値を上げること。であり、
    やみくもに体験値を上げても成果には結び付きずらいモノであるということ。

    我々の仕事である住宅営業も同じ。
    乱暴に体験を増やし、感じろ!では、成果に繋がらばい。
    感じたことをアウトプットし、整理し、納得してもらってこそ、お客様の経験値となる。

    もっと体験しよう。
    その上で、
    経験値にしよう。

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