石橋の手帖

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2021年1月17日(日)

    『世の中は常に動いている』

    常識は、「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。」
    と述べたのはアインシュタイン。
     
    学生時代に、そうだ!そうだ!といって、
    「常識なんかく〇くれえだ!誰かが作った常識にオレは縛られないぜ!」と粋がっていました。
    そんな僕は今や常識人(笑)。
     
    しかし、考え方を変えた。
     
    世の中は常に動き、今コロナ禍においてはその速度が急速に早まり、強制終了が起こり、
    リスタートが頻繁に起こる。
    子どもの頃、ファミコンでゲームをしていて、戦いで危なくなったらリセットボタンを押してやり直すように。
    今までの常識がこの瞬間から変わる瞬間を毎日のように目のあたりにしている。
     
    例えば、定時に会社に行くことなんかも、疑いようのない常識であった。
    疑問に思うことすらなかった。
    が、今現在、うちの会社では、始業時間に人はそろわない。
    リモートで在宅のモノもいれば、勤務地分散で他のところに出勤しているモノ、時差出勤のモノもいる。
    もはや当たり前。
    朝礼は、リモートで開催される。
    確かに、コミュニケーションの問題は若干残るが、業務のほとんどは支障がない。
     
    このコロナ禍において常識って何なんだ?と考えることが多い。
     
    僕は、今、「常識は自分で作る」と本気で思っている。
     
    一方で、常識にいまだ縛られている人も多くみる。
    そういった人たちは、旧態依然の自分のやり方が変えれない人たち。
    時代がリセットされているのに、
    変わりたくない。
    変えたくない。
    と、子どものように駄々をこねている。
    むしろ、そういった「変わりたくない(変えたくない)症候群の人」の方が必死だったりするから面白いモノである。
    まだ絶対多数もその症候群の人たちであろう。
    しかし、それも時間の問題。
    その症候群の人たちは、飲み込まれる。
    いつの時代も繰り返してきた現象。
     
    大事なことは、
    時代の変化に「迎合」するのではなく、
    時代の変化と、信念のような想いを「アジャスト」することだと思う。
    それが、新しい常識を生む。
     
    結局のところ、信念や理念がないものは、
    時代に流され、時代に抗い、時代に迎合するしかない。
    だから、自分というものを明確にしないといけない。
     
    今年最初の社内のMTGで、スタッフに投げかけたのは、
    「君は何者なんだ?」ということ。
    ここを明確にすることが、時代にアジャストすることの第一歩。
     
    僕はむしろチャンスと考え、
    この時代にアジャストしたい。
    そして、新しい常識を自ら作っていきたいと思う。

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