石橋の手帖

2023年5月22日(月)

    『SBT認証へ向けて』

    カーボンニュートラルの世界の実現へ向けて、我々が出来ることは何か?広島サミットでも話題になったはずですが、あまり報道がされませんね。。。
    我々は、国産木材の利用や省エネ住宅の推進などがカーボンニュートラルな社会へ向けての主になります。
    そこで、SBT認証へチャレンジをすることとしました。
     
    SBT認証とは、
    Science Based Targetsの頭文字を取った言葉で、日本語では「化学に基づく目標」と訳されます。 SBT認証は、SBTi(SBTイニシアチブ)によって運営される国際認証制度で、2015年に採択されたパリ協定と整合性のある『温室効果ガス削減目標』を定めている企業に与えられます。
     
    とのことです。
     
    まずは、3ヶ月ほどかけて、現状の排出量を把握するフェーズです。
    この現状認識が出来ていません。
    企業としてどの程度の排出量があるのか?を図るのは、結構大変な作業であり、専門的な見識、計算などが必要です。
    よって、専門の方に調査などをバックアップしてもらうこととしました。
    その上で、排出量削減の目標設定を行います。
    ここまでで、6か月程度かかる見込みでいます。
     
    元々、地球にやさしいをテーマに、地球環境へのアプローチが僕のスタンスであります。
    が、スローガンで終わるのではなく、現状の把握と目標設定、その上で「宣言」を行うことで、一歩前進して参りたいと思います。
     
    国産木材の利用、省エネ住宅の推進を始めとし、建築現場・事務所でのごみの削減や節電、使い捨てからリサイクル、食品の破棄処分の減少、車移動の改善、などなど、出来ることが沢山あります。
    数値化し、目標設定をしながら、実行していく準備に入って参ります。
     
    SBT認証を受けるには、まだまだハードルが高く、色々と苦労することと思いますが、SBT認証を取得することが目的ではなく、現状把握、目標設定、実行、検証を繰り返すための手段です。
     
    弱小企業が少し背伸びをしますが、「人にやさしい、地球にやさしい」にコミットし、出来ることから始めて参ります。
     
    尚、先んじて「再エネ100宣言 RE Action」の取組みには賛同し、意思表明はしています。
    が、前進しているわけではありません。
    やはり、宣言や想いだけではなく、現実・現状を把握し、その上で、目標設定をするといった、当たり前のプロセスが必要です。

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