
2022年1月16日(日)
- 営業本部 髙橋 良太
自身ができること
こんばんは。
営業の高橋です。
今回は、自身最近感じたことについて。
少し長くなるかもです、申し訳ありません。
父が北海道出身。
母が岐阜県出身の間に生まれた私。
小さなころから、母方の祖父母に大変お世話になり、保育園への送り迎え、キャッチボール、お泊りなどなど、想い出を上げればきりがありません。
そんな、祖父母も気づけば80代後半となり、会うたびに痩せていく姿をみて少しの寂しさ感じ始めたのはつい最近だったと思います。
数か月前に母親より、祖母の認知症の状況を聞き、久しぶりに会ってみると、
私を認識できていない、ぼーっとした状態でした。
祖母にあった帰り道、年齢には逆らえないこと、このまま一切思い出すことなく終えてしまうことの悲しさを痛感。
また自身ができることがないかを考えていました。
その後、祖母は要介護の状態であると判断し、母親並びに家族内で施設への入所を決めて頂きました。
そしてこのタイミングから、祖父にも認知症の症状がはっきりと見えてくるようになりました。
2人暮らしだった祖父母だったからこそ、一人暮らしになってから、進捗がすすんだと考えられます。
現状としては、祖母が介護施設。祖父はグループホームへの入所をしている状況であり、先週のお休みに2人にそれぞれ会ってきました。
そして、今回そこで感じたことが自身の仕事にもつながることでありました。
今回は、娘をつれてまずは祖母の施設へ。
以前とは違い、娘に積極的に話しかける祖母の姿があり、もっていった写真を見せながら、従妹や家族のことを説明すると認識してくれていました。
印象的だったのは、祖父のことを心配していたこと。
「おじいさんは、体が悪くなったから他の場所にいる。」
どこまで認識しているかはわかりませんが、しっかりと家族のことを思い出していました。
そして続けて、祖父のもとへ。
祖父はまだまだ元気な状態のため、グループホームでの暮らしを愉しんでいるようにみえました。
そして、そこで印象的だったのは、私が先にいった祖母の写真をみせての
「おばあさんは、元気になったなー!!」といった嬉しそうな姿と、安心からくる言葉でした。
会いに行くまでは、どこか別々に暮らしていることが寂しく感じていた私でしたが、
そこには、間違いなく施設に入ったことによって元気になった祖父母の姿があり、またお互いに心配しあう中でも安心できる環境がありました。
自身の母親も「任せることで、3食の美味しいご飯が食べられること、また暖かい環境でしっかり休養が取れることができる。
そしてそれが、祖父母の健康につながることができて良かったと」
言っており、その通りだなと感じました。
また、介護という仕事について、施設に入る本人だけではなく、その周りの家族にまで安心を与える仕事であることを認識。
「安全であり、安心できる環境」がどれだけ本人の健康、周りの安心につながるか。
そして、本人の余生につながるのか。
そんなことを考えると、自身の仕事である「心豊かな人生をつくる」そのための、器である「住まい」ができることが沢山あることに気付かされました。
安心、安全の環境は、本人の健康だけではなく、そこにいる周りの人生も豊かにできる。
だからこそ、そんな「いい家」を沢山つくろう。
祖父母が元気な姿から、そう思えた機会になりました。
有難うございます。
また会いに行きます!